解決できる方法を知りたいな
こんなお悩みにお答えします。
この記事の内容
- 飲食店の悩み13選と今日からできる解決策
この記事の信頼性
これまでのぼくの経験を交えて解説します。
この記事では飲食店の悩み13選を解説します。
今日から実践できる解決策をご紹介しますので安心して読み進めてください。
この記事は少し長いので読みたいところだけを読むのがいいですよ。
飲食店の悩み13選と今日からできる解決策
飲食店の悩み13選は下記です。
飲食店の悩み13選
- 休日が少ない
- 長時間労働
- 給料が低い
- 集客ができない
- クレームが尽きない
- アルバイトが採用できない
- アルバイトが育たない
- 売上が取れない
- 経費がかかる
- 利益率が低い
- ブランディングができない
- 後継者がいない
- 資金繰りが難しい
ひとつずつ解説します。
1.休日が少ない
飲食店の悩みは休日が少ないことです。
飲食店で働く社員や経営者の休みは少ないです。
データは下記です。
出典 飲食店.COMより
飲食店で働く経営者の8割は休日が月6日以下ですね。
休日が少ないことの解決策
休日が少ないことを解決する方法は下記です。
休日が少ないことの解決策
- 売上を伸ばす
- アルバイトを育てる
- 他のお店から来てもらう
●売上を伸ばす
休日を増やすには売上を伸ばすことです。
売上が伸びていれば利益が出ていますよね。
ならあなたが休んでも利益は確保されているので休むことができますね。
●アルバイトを育てる
休日を増やすにはアルバイトを育てましょう。
飲食店では社員がひとりでその他はアルバイトなんてことはよくありますからね。
あなたが休めないのは任せられるアルバイトがいないからですよね。
あなたがいないときに任せられるアルバイトを育てましょう。
●他のお店から来てもらう
あなたのお店だけでは休日が取れないなら他のお店から来てもらって休みましょう。
あなたがチェーン店で働いているなら近くに同じ会社のお店がありますよね。
事前にお願いして来てもらい休みを取りましょう。
休日が少ないことについてもっと知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店の仕事が大変な理由15選【大変な職場をさける方法も解説】
≫ 飲食店正社員のきつい仕事5選と理由を元飲食店の店長が解説します
2.長時間労働
飲食店の悩みは長時間労働です。
飲食店ではアルバイトが多く社員が少ないという人員でお店を運営しています。
なので社員の負担が大きくなるので長時間につながりますよ。
長時間労働の解決策
長時間にならない方法は下記です。
長時間にならない方法
- アルバイトを活用する
●アルバイトを活用する
長時間労働にならないようにするにはアルバイトを活用しましょう。
アルバイトを育てればお店を任せられるようになるからです。
お店を任せられるようになればあなたは長時間労働から開放されますよ。
長時間労働についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店の労働時間が長い理由を元飲食店の店長が解説します【体験談】
3.給料が低い
飲食店の悩みは給料が低いことです。
入社するときに特別なスキルが必要ないからです。
飲食店の年代別の平均年収は下記です。
年代 | 平均年収 |
20代 | 308万円 |
30代 | 384万円 |
40代 | 449万円 |
50代以上 | 496万円 |
出典 dodaより
給料が低いことの解決策
給料が低いことをさける方法は下記です。
給料が低いことをさける方法
- 給料の高い会社へ就職する
- 転職する
●給料の高い会社へ就職する
給料が低いことをさける方法は給料の高い会社へ就職することです。
就職する前に数社確認して給料の高い会社へ就職しましょう。
●転職する
一度飲食店に就職し別の飲食店へ転職すればその会社での初任給は上がりますよ。
一度飲食店を経験すれば飲食店のスキルが身についているからです。
飲食店の給料についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考のどうぞ。
≫【経験談】飲食店正社員の給料はいくら?【元飲食店店長が解説】
4.集客ができない
飲食店の悩みは集客ができないことです。
集客できないと売上につながりませんからね。
集客の解決策
集客する方法は下記です。
飲食店の集客方法
- SNSを使う
- お店の前に看板を置く
- お客さんに直接呼びかける
- お店でイベントを開く
- ポータルサイトへ登録する
- お店のHPを作る
- テイクアウトやデリバリーを始める
●SNSを使う
すでにやってる方もいるかもですが、やっていなければ始めてみましょう。
続けていればフォロワーさんが増えるので集客につながりますよ。
毎日コツコツ続けるのがポイントですよ。
●お店の前に看板を置く
お店の前に看板を置いてお客さんを呼び込みましょう。
のぼり・タペストリー・ウエルカムボードなどで歩いている人にアピールしましょう。
ウエルカムボードに手書きで書かれていると「何書いてるのかな」と気になりますよね。
●お客さんに直接呼びかける
お客さんに来店を直接呼びかけましょう。
そんなことやっていいのって思うかもです。
あなたがお客さんと人間関係ができていれば大丈夫です。
お客さんのSNSに来店してくれるように直接連絡してみましょう。
●お店でイベントを開く
お店でイベントを開催しましょう。
イベントを開けば興味がある人は来てくれますからね。
たとえばこんなイベントを開いてみましょう。
イベント例
- 季節の食材を使ったイベント
- コラボイベント
●ポータルサイトへ登録
ポータルサイトへ登録してあなたのお店を知ってもらいましょう。
ポータルサイトは使っている人が多いのであなたのお店を知ってもらうチャンスがあるからです。
ポータルサイトとは「食べログ」や「ぐるなび」のことです。
●お店のHPを作る
お店のHPを作ってアピールしましょう。
ハードルが高いかもですが、あなたのお店独自のものを作るには最適ですよ。
●テイクアウトやデリバリーを始める
テイクアウトやデリバリーを始めてみましょう。
テイクアウトは来店してもらうよりハードルが低いからです。
テイクアウトはかんたんに始めることができますよ。
テイクアウトを始める方法については下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店でテイクアウトを始めるのに許可は必要?【元店長が解説】
デリバリーを始めるなら出前館やUber Eatsに登録しましょう。
自店でデリバリーを始めるにはリスクが大きいからです。
飲食店の集客方法についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫【やらないと損する】飲食店の新しい集客方法7選を解説します
5.クレームが尽きない
飲食店の悩みはクレームが尽きないことです。
お店側が悪くなくても勘違いなどでクレームが起こることがありますからね。
クレームの解決策
クレーム自体を無くすことはできませんが、大きなクレームへ発展させないことはできますよ。
クレームを発展させない方法は下記です。
クレームを発展させない方法
- 1次対応をしっかりする
- すぐに対応する
●1次対応をしっかりする
クレームは1次対応が全てです。
最初にマズい対応をしてしまったら長引きます。
お客さんの話を言い訳しないでしっかり聞くことです。
●すぐに対応する
お客さんのご要望にはすぐに対応しましょう。
クレームは時間をかけないことが大切です。
クレーム対応についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
6.アルバイトが採用できない
飲食店の悩みはアルバイトが採用できないことです。
飲食店の印象は悪いですからね。
アルバイトが採用できないことへの解決策
アルバイトを採用する方法は下記です。
アルバイトを採用する方法
- すぐにやめられないようにコミュニケーションを取る
- 計画的に採用する
●すぐにやめられないようにコミュニケーションを取る
採用してもすぐにやめられるので人員がいなくなります。
普段からコミュニケーションを取ってやめられないようにしましょう。
●計画店に採用する
アルバイトは卒業などでやめる時期がわかっていることがあります。
たとえば半年に1回は面談を行ってコミュニケーションと取りいつまでも居てくれるのか確認しておきましょう。
その上で採用活動を行えば人員不足は解消できますよ。
アルバイトの採用についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店アルバイトの採用ノウハウ教えます 面接のポイント5選を解説
7.アルバイトが育たない
飲食店の悩みはアルバイトが育たないことです。
すぐにやめられてしまったら育てるどころではありませんからね。
アルバイトが育たないことへの解決策
アルバイトを育てる方法は下記です。
アルバイトを育てる方法
- 初期教育
- ミーティングを行う
- 公平な評価
●初期教育
アルバイトを育てるのに初期教育は大切です。
アルバイトはお店に打ち解けるまでが大変だからです。
アルバイトは最初からは前向きにはなっていませんよ。
アルバイトが初日にどんなことを考えているか知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店の新人バイトが初日にかかえる悩み5選【簡単に解決できます】
●ミーティングを行う
アルバイトを育てるためにはミーティングをしましょう。
ミーティングをする目的は「お店の目標を共有」することと「アルバイトに役割をもたせる」ことです。
役割をもたせることでお店への参加意識がでます。
参加意識が出るとやめなくなりますよ。
●公平な評価
アルバイトを育てるには公平な評価が大切です。
がんばって働いていると評価されたいですからね。
公平な評価をしてアルバイトを育てましょう。
アルバイトの教育についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店のアルバイトが辞めない! お店でできる教育方法はコレ
8.売上が取れない
飲食店の悩みは売上が取れないことです。
やっぱり売上が取れないとキツいですよね。
売上が取れないことへの解決策
飲食店で売上を増やす方法は下記です。
売上を増やす方法
- 客数を増やす
- 客単価を増やす
●客数を増やす
売上を増やす方法はお客さんの数を増やすことです。
お客さんの数が増えれば売上は増えますからね。
お客さんは「新規客」と「リピート客」に分けられます。
- 新規客:始めて来店するお客さん⇨お店を知ってもらう
- リピート客:何度か来店したことがあるお客さん⇨接客向上・アンケートを取る
新規客は始めて来店するお客さん。
リピート客は何度か来店したこたことがあるお客さん。
新規客を増やすにはあなたのお店を知ってもらうことです。
リピート客を増やすには接客を向上させることとアンケートを取って改善していくことです。
アンケートのやり方についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店でアンケートを取る必要はある?メリット3選を解説します
●客単価を増やす
売上を増やす方法は客単価を増やすことです。
客単価が上がれば売上は増えますからね。
客単価を増やすには高単価なメニューを入れることとサイドメニューを売ることです。
たとえば今まで平均単価700円だったものを800円にすることです。
ただこれは高単価の商品がよく出ないと客単価は上がりません。
すぐにできることはサイドメニューを売ることです。
たとえば料理といっしょにドリンクを売る。
地道かもですが続けているいると売上アップになりますよ。
売上を増やす方法は下記の記事でくわしく解説していますので気になる方はどうぞ。
≫ 飲食店の売上アップたった2つの方法を元飲食店の店長が解説します
9.経費がかかる
飲食店の悩みは経費がかかることです。
経費がかなりかかるので利益があまり出ないのです。
経費がかかることへの解決策
経費がかかることへの解決策は経費を管理することです。
飲食店の主な経費は下記です。
飲食店の主な経費
- 原価
- 人件費
- 家賃
原価と人件費と家賃を合わせると売上に対して70%になります。
この3つの経費を予算内で管理することが大切です。
特に原価と人件費の管理はもっとも大切ですよ。
●原価管理のポイント
原価管理のポイントは下記です。
原価管理のポイント
- 在庫
- 歩留まり
- ロス
- 検量
- 棚卸し
これらを中心に原価の管理を行いましょう。
●人件費管理のポイント
人件費管理のポイントは下記です。
人件費管理のポイント
- ムダな時間を減らす
- 生産性を上げる
人件費管理はアルバイト人件費を管理しましょう。
社員の人件費は固定なので管理できませんからね。
原価と人件費を合わせると60%になりますので、原価と人件費の管理を行いましょう。
飲食店の経費についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店の経費にはどんなものがあるか?【飲食経験15年の僕が解説】
10.利益率が低い
飲食店の悩みは利益率が低いことです。
飲食店では経費がかなりかかるので利益率が低いのです。
上位10社の平均は7%ですからね。
出典 業界動向より
利益率が低いことへの解決策
利益率を上げる方法は下記です。
利益率を上げる方法
- 売上を増やす
- 変動費を管理する
●売上を増やす
売上を増やすことができれば利益は増えます。
売上を増やす方法は「8.売上が取れない」で書いてますのでそちらをご覧くださいね。
●変動費を管理する
変動費を管理すると利益率は上がります。
変動費とは売上によって数字が変わる項目です。
変動費はたとえばアルバイト人件費や原価や水道光熱費や販促費などのことです。
人件費と原価の管理については「9.経費がかかる」をご覧くださいね。
利益率を上げる方法についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫【万歳!】飲食店がするべき利益率を上げる方法を2ステップで解説します
11.ブランディングができない
飲食店の悩みはブランディングができないことです。
お店の目玉になることがないからです。
ブランディングはブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客に取って価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略
出典 Wikipediaより
あなたのお店独自のものを作りましょう。
ブランディングができないことへの解決策
ブランディングをする方法は下記です。
ブランディングの方法
- メニュー
- 外観
- 宣伝
- 口コミ
●メニュー
あなたのお店でしか食べらないようなメニューを作りましょう。
たとえば契約農園の野菜を使ったサラダ・シェフの手づくりケーキなど「これだけは食べてほしい」というメニューをつくりましょう。
メニューがお店の顔になってブランディングに大きな役割を果たしますよ。
●外観
あなたのお店だとわかる外観にしましょう。
お店の外観は24時間絶宣伝をしてくれる広告です。
看板やエントランスにあなたのお店独自のものにしてお客さんがすぐに分かる外観をつくりましょう。
お店が目立ちにくい場所にある場合は、看板を近くの路地に置いて通る人にお店の存在をアピールしましょう。
●宣伝
あなたのお店の宣伝をしましょう。
宣伝して知ってもらわないとあなたのお店にお客さんは来てくれませんからね。
料理の撮影をプロのカメラマンに依頼するとか紹介文を考えるなどライバル店に埋もれないように宣伝しましょう。
●口コミ
お客さんが広めてくれる口コミも立派なブランディングになります。
たとえば「SNSで口コミをシェアしてくれた方は、次回ドリンクサービス!」などのキャンペーンを行って口コミの投稿をうながしてみるのもいいですね。
12.後継者がいない
飲食店の悩みは後継者がいないことです。
家族でお店を経営しているなどでは後継者がいないことがありますからね。
後継者がいないことへの解決策
後継者を探す方法は下記です。
後継者を探す方法
- 事業引き継ぎ支援センターへ相談
- M&Aを行う
●事業引き継ぎ支援センターへ相談
事業引き継ぎ支援センターは国が運営している公的機関です。
47都道府県に設置していて無料で相談できます。
●M&Aを行う
民間会社でM&Aを依頼する方法です。
M&Aは事業の譲渡・売却・統合のことです。
13.資金繰りが難しい
飲食店の悩みは資金繰りが上手くいかないことです。
お店を始めた当初はお客さんがつかないので売上が取れず、苦しいですからね。
それでもお店は営業を続けなければなりません。
営業を続けるには資金が必要です。
資金繰りが難しいことへの解決策
資金繰りができる方法は下記です。
資金繰りをする方法
- 開業費を抑える
- 家賃を抑える
●開業費を抑える
開業するときに厨房機器を完璧にそろえたり空調や照明インテリアまでこだわり尽くすとなると、かなりの出費が必要となります。
飲食店を開業するにはトータルで200万円~1,000万円のお金がかかりますからね。
自己資金ですべてまかなえればいいのですが、金融機関などから借りた場合は大変です。
借入額にもよりますが、毎月数万~十数万円のお金を数年にわたって返済に充てなければなりません。
できるだけ自己資金を多く貯めて借金返済の負担を減らすようにしましょう。
●家賃を抑える
立地のよい物件は集客に有利ですが、家賃もかなり高くなります。
売上に対する家賃の割合は10%以内が理想です。
たとえば家賃15万円の物件を借りた場合毎月150万円の売上をつくらなければなりません。
飲食店は、経営が安定するまでに2~3年ほどかかります。
あまりにも家賃の高い物件を選んでしまうと、お店が軌道に乗る前に体力が尽き、廃業ということもありえますよ。
まとめ:飲食店の悩みを解決して安心して営業しよう
今回は飲食店の悩みについて解説しました。
飲食店の悩みとは下記です。
飲食店の悩み13選
- 休日が少ない
- 長時間労働
- 給料が低い
- 集客ができない
- クレームが尽きない
- アルバイトが採用できない
- アルバイトが育たない
- 売上が取れない
- 経費がかかる
- 利益率が低い
- ブランディングができない
- 後継者がいない
- 資金繰りが難しい
飲食店を経営・運営をしていると悩みは尽きませんよね。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
今回は以上です。