飲食店

飲食店の損益計算書とは何?【利益を出すためにすべきこと6選】

飲食店の損益計算書

飲食店の損益計算書って何?
損益計算書で何が分かるの?
利益を出すにはどうしたらいいの?
困った店長

こんな疑問にお答えします

この記事の内容

  • 飲食店の損益計算書とは?
  • 飲食店で損益計算書が大切な理由
  • 損益計算書でみるべきポイント
  • 利益を出すためにすべきこと6選

この記事の信頼性

この記事を書いているぼくは飲食店の経験が15年あります。
これまでのぼくの経験も交えて解説します。

 

この記事では飲食店の損益計算書について解説します。

 

この記事を読むと損益計算書でみるべきポイントが理解でき利益を出すためにすべきことが分かります。

 

利益を出す方法が分かるのでお店の利益が増えますね。

 

この記事は3分でサクッと読むことができます。



飲食店の損益計算書とは?

飲食店の曽於駅計算書って何?

 

損益計算書とはお店の売上・経費・利益を表す財務諸表のひとつです。

 

P/L表(Profit&Losss statement)と呼ばれることもありお店を経営するためには欠かすことのできないものです。

 

損益計算書をみると一定期間でどれだけお店がもうかったかを確認することができるのでお店を経営していく上でとても大切なものですよ。

 

飲食店で損益計算書が大切な理由

飲食店の損益計算書が大切な理由

 

飲食店では損益計算書は大切です。

 

それは下記が分かるからです。

  • もうけ
  • 経営状態

もうけ

損益計算書を見るともうけが分かります。

 

損益計算書には売上・経費・利益が記録されているからです。

 

どれくらいの売上がありどのくらいの経費がかかりどのくらいの利益が出たか。

 

お店を経営している以上もうけを把握するのは大切ですね。

 

経営状態

損益計算書を見るとお店の経営状態が分かります。

 

損益計算書を見ると売上・経費・利益が計画通りだったかが分かるからです。

 

たとえば下記のようなことが分かります。

  • 売上も経費も計画通りだったので利益が目標に達した
  • 経費が計画よりもオーバーしたが売上がそれ以上に伸びたので利益が目標に達した
  • 売上は計画に足りなかったが経費を抑えたので利益が目標に達した

 

利益が達成できても「経費を抑えられたのか、売上が悪かったのか」によって次に打つ手が変わります。

 

売上が目標に届かなかったのか、それとも経費がオーバーしたのかによって次月に行う対策は違いますよね。

 

損益計算書をみることでお店の経営状態が分かりますよ。

 

損益計算書でみるべきポイント

飲食店の損益計算書で見るべきポイント

損益計算書でみるべきポイントは下記です。

  • 売上総利益(粗利益)
  • 営業利益
  • 経常利益
  • 税引前当期純利益
  • 当期純利益

 

漢字がたくさん出てきますがひとつずつ解説しますね。

売上総利益(粗利益)

売上総利益は売上から原価を引いたものです。

 

売上総利益は粗利益ともいいます。

 

売上総利益(粗利益)=売上ー原価

 

飲食店は商品を提供してはじめて利益がでます。

 

なので売上総利益は利益を出すための大元の指標になりますよ。

 

売上総利益は大切な指標なので棚卸しをして原価が出たときには確認しましょうね。

 

 

営業利益

営業利益は売上総利益から経費を引いたものです。

 

経費は人件費・水道光熱費・販促費・家賃・減価償却費などのことです。

 

営業利益=売上総利益ー経費

 

営業利益は純粋にあなたのお店で出た利益です。

 

お店を経営していくなら営業利益が黒字になるようにがんばりましょうね。

 

経常利益

経常利益は営業利益に加えてその他の収益からその他の費用を引いたものです。

 

経常利益=営業利益+営業外収益ー営業外費用

 

営業外収益は貸付金の利息などの受取利息や債券や株券などから発生する有価証券利息などのことです。

 

営業外費用は支払い利息、社債利息、開業費売却、有価証券売却損などのことです。

 

営業外収益と営業外費用をまとめて営業外損益と言います。

 

税引前当期純利益

税引前当期純利益は税金を支払う前の利益のことです。

 

税引前当期純利益は経常利益に特別利益を加えて特別損失を引きます。

 

税引前当期純利益=経常利益+特別利益ー特別損失

 

特別利益と特別損失は臨時的に発生した利益と損失のことです。

 

特別利益は自分が持っている土地を売って得た固定資産の売却益などのことです。

 

特別損失は固定資産売却損や投資有価証券除却損、自然災害の損害などがあります。

 

当期純利益

当期純利益は税引前当期純利益から法人税や住民税、事業税を引いたものです。

 

当期純利益=税引前当期純利益ー法人税など

 

当期純利益はあなたのお店の最終的な利益を表すもので、お店が黒字か赤字かを示す数字となりますよ。

 

損益計算書で見るべきポイントのまとめ

損益計算書で見るべきポイントのまとめです。

  • 売上総利益=売上-原価
  • 営業利益=売上総利益-経費
  • 経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用
  • 税引前当期純利益=経常利益+特別利益-特別損失
  • 当期純利益=税引前当期純利益-各種法人税

 

たとえば年間の売上が400万円だとしたらこんな感じになりますね。

売上 4,000,000
原価 2,800,000
売上総利益 2,200,000
経費 1,800,000
営業利益 400,000
営業外収益 100,000
営業外費用 30,000
経常利益 470,000
特別利益 100,000
特別損失 20,000
税引前当期純利益 550,000
法人税 120,000
当期純利益 430,000

 

損益計算書のExcelファイルはMicrosoftが提供している損益計算書がありますのでよかったらダウンロードしてご利用ください
≫ Microsoft 損益計算書はこちら


利益を出すためにすべきこと6選

利益を出すためにすべきこと

 

損益計算書を見ているだけでは利益は出ませんよね。

 

利益を出すためにすべきこと6選は下記です。

利益を出すためにすべきこと

  1. 原価の管理
  2. 人件費の管理
  3. 水道光熱費を抑える
  4. 販促を見直す
  5. 客単価を上げる
  6. 客数を伸ばす

1.原価の管理

お店の利益を出すために原価の管理をしていきましょう。

 

原価は売上に対して30%を占める飲食店にとって大きな経費だからです。

 

原価の管理方法は下記です。

原価管理のポイント

  • 在庫管理
  • 歩留まり
  • 検量
  • 廃棄ロス
  • 棚卸し

原価の管理についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店での原価の計算方法と改善策5選【飲食経験15年の僕が解説】

 

2.人件費の管理

お店の利益を出すためには人件費の管理をしていきましょう。

 

人件費も原価と同じように売上に対して30%を占める大きな経費ですよ。

 

人件費の中でもアルバイト人件費の管理が大切です。

 

アルバイト人件費は売上によって変わりますからね。

 

アルバイト人件費の管理方法は下記です。

アルバイト人件費管理のポイント

  • ムダなシフトを見直す
  • 教育して生産性を上げる

アルバイト人件費の管理についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 【困っている店長は必見!】飲食店の人件費率|2つの改善策を解説

 

3.水道光熱費を抑える

お店の利益を出すために水道光熱費を抑えましょう。

 

水道光熱費を抑えることができれば利益に直結しますからね。

 

水道光熱費を抑える方法は下記です。

水道光熱費を抑えるのポイント

  • 清掃
  • LEDへの切り替え
  • 電力会社などの見直し

水道光熱費を抑える方法についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店の水道光熱費の適切値と減らす方法3選を解説【今すぐできます】

 

4.販促を見直す

お店の利益を出すためには販促を見直しましょう。

 

効果のない販促を続けていても集客につながらないからです。

 

たとえば今まで新聞折込とポスティングをしていたが、集客にはつながらなかったとします。

 

それはあなたのお店の周りにあまり新聞をとっている人がいないだけかもです。

 

効果のある販促は下記です。

効果のある販促

  • SNSを使う
  • お店の前に看板を置く
  • お客さんに直接呼びかける
  • お店でイベントを開催する
  • ポータルサイトへ登録する
  • お店のHPを作る
  • デリバリーサービスを始める

上記はお金をかけずにできる集客方法があります。

 

いろいろ試してみてあなたのお店に合う販促を行ってみてください。

 

販促・集客についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 【やらないと損する】飲食店の新しい集客方法7選を解説します

 

5.客単価を上げる

お店の利益を出すためには客単価を上げましょう。

 

つまり売上を伸ばしましょうということです。

 

売上を伸ばすのは大変と思うかもです。

 

フジユウ
ぼくが店長をしていたときにやっていたこともご紹介しますね

 

客単価を伸ばす方法は下記です。

客単価を伸ばす方法

  • 高単価なメニュー構成にする
  • サイドメニューを売る

ぼくはチェーン店の店長をしていたのでメニュー構成を変えることはできませんでした。

 

だからサイドメニューを売って客単価を上げることをしていました。

 

メニューを変更・追加できるならそれもアリですよ。

 

客単価を上げる方法についてくわしく知りたい方は下記の記事で書いせしていますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店の売上アップたった2つの方法を元飲食店の店長が解説します

 

6.客数を伸ばす

お店の利益を出すには客数を増やしましょう。

 

お客さんの数が増えれば売上が伸びるので利益が増えますからね。

 

お客さんは「新規客」と「リピート客」に分かれます。

 

新規客
新規客はあなたのお店に初めてくるお客さんのことです。

 

新規客に来てもらうにはあなたのお店を知ってもらうことが大切です。

 

知ってくれれば来てくれるかもしれませんよね。

 

新規客に来てもらう方法は下記です

新規客に来てもらう方法

  • SNSで発信する
  • お店の前に看板を置く
  • イベントを行う
  • ポータルサイトへ登録する
  • お店のHPを作る
  • テイクアウトを始める
  • デリバリーを始める

新規客に来てもらう方法についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店の売上アップたった2つの方法を元飲食店の店長が解説します

 

リピート客
リピート客はあなたのお店に複数回来たことがあるお客さんのことです。

 

リピート客はあなたのお店が気に入っているので複数回来てくれていますね。

 

もっと来てもらえたり、友人を連れてきてもらえるようにがんばりましょう。

 

リピート客にもっと来てもらう方法は下記です。

リピート客に来てもらう方法

  • 接客を向上させる
  • アンケート改善

リピート客にもっと来てもらうには接客を向上させましょう。

 

そもそもお客さんは気持ちのいい接客を求めてあなたのお店に来ているからです。

 

飲食店にとって接客はとても大切ですよ。
お客さんは料理より接客を大切にしている
出典 ニュースサイト しらべえより

接客を向上させる方法についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 【すぐに実践可】飲食店で好印象を与える接客術3選を元店長が解説

 

リピート客を増やすのにアンケートは効果ありますよ。

 

もしかしたらあなたはいいと思っていサービスとお客さんが求めているサービスは違うかもです。

 

お客さんが望んでいるサービスを知るにはアンケートは有効ですよ。

 

飲食店でアンケートを取る方法についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店でアンケートを取る必要はある?メリット3選を解説します

 

まとめ: 損益計算書を活用して利益を上げよう

飲食店の損益計算書

今回は飲食店の損益計算書について解説しました。

 

損益計算書を活用して利益を上げましょう。

 

利益を出す方法6選は下記です。

利益を出すためにすべきこと6選

  1. 原価の管理
  2. 人件費の管理
  3. 水道光熱費を抑える
  4. 販促を見直す
  5. 客単価を上げる
  6. 客数を伸ばす

 

あなたに合うやり方をして利益伸ばしましょう。

 

行動すればきっとよくなりますよ。

 

今回は以上です。


  • この記事を書いた人
  • 最新記事

フジユウ

トヨタディーラー営業職→飲食店勤務15年。宅配寿司で新規客数が日本一に→マンション管理会社勤務。いろんな業種を経験してきました。サラリーマンをしながら、今までの経験を発信しています。

-飲食店

© 2021 fujiyublog All Rights Reserved.