こんなお悩みにお答えします。
この記事の内容
- 飲食店の割引券は来店のきっかけに使おう
- 飲食店の割引券の有効的な使い方
- 割引券以外の飲食店の集客方法
- 割引券に頼らない飲食店でリピートを増やす方法
この記事の信頼性
これまでのぼくの経験を交えて解説します。
この記事では飲食店の割引券の有効的な使い方について解説します。
割引券は来店のきっかけなので割引券以外でのリピート客をふやす方法についてもご紹介します。
リピート客が増えるのでお店の経営は安定しますよ。
この記事はサクッと5分で読むことができます。
飲食店の割引券は来店のきっかけに使おう
割引券はお客さんが来店するきっかけに使いましょう。
割引券があるとお客さんに選んでもらいやすいですからね。
来店のきっかけ
- 新規客の来店のきっかけ
- リピート回数の促進
新規客の来店のきっかけ
新規客はお店に来店したことがないお客さんのことです。
新規客に来店するきっかけとして割引券を配布しましょう。割引券があれば来店しやすいですよね。
割引券の配布方法
- 割引券の付いたチラシを配布
- SNSで割引をしていることを発信する
お店の近くでチラシを配ったり新聞折り込みにしたりして配布します。
SNSで発信して割引券があることを告知してみましょう。
店頭で配っているこのチラシには
5%割引券が付いてます✨ぜひお得にテイクアウトしてくださいね😁🎵 pic.twitter.com/6TeIAjUunM
— めん房 本陣 (@menbo_honjin) May 18, 2021
新規客にはお店の存在を知ってもらうことが大切ですよ。
リピート回数の促進
リピート客はお店に何度か来店したことがあるお客さんです。
ただリピート客でも1回来てくれてもその後は来てくれません。お客さんはお店のことを忘れてしまっていますよ。
出典 店舗経営より
初回来店してくれたお客さんのうち、40%のお客さんしか2回目の来店はないですよ。
2回目も来店してもらうために割引券はいいきっかけになりますね。
割引券を使うときの注意
割引券を使うときには注意が必要です。
サービス券や割引券には景品表示法で基準が定められていますよ。
1品サービスをするときの注意点
- 1,000円未満は200円まで
- 1,000円以上はその金額の20%まで
取引額が1,000円未満であれば200円までの1品サービスができます。
取引額が1,000円以上であれば取引額の20%までの1品サービスができます。
1品サービスには法律での規制がありますが、金額の値引きには規制はありません。
飲食店を経営するのに知るべき法律は下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。
≫【実務で使える!】飲食店が知っておくべき法律9選を解説します
飲食店の割引券の有効的な使い方
割引券は有効的に使いましょう。
誰でも彼でもに割引券を配っても来店してくれるとは限りませんからね。割引券は限定して使いましょう。
割引券の有効的な使い方は下記です。
飲食店の割引券の有効的な使い方
- 割引券に有効期限をつける
- 割引券に日時や時間を指定する
- 割引券を渡すターゲットを決める
割引券に有効期限をつける
割引券を有効的に使う方法は割引券に有効期限をつけることです。
期限を設けると来店してもらいやすいですよね。
有効期限があると「今行かないと損する」とお客さんは思いますよね。
有効期限はお店の来店頻度に合わせましょう。
割引券に日時や時間を指定する
割引券を有効的に使う方法は割引券に日時や時間を指定することです。
そのときにしか使えないとお客さんに特別な印象を与えられますよ。
割引券で日時や時間を指定
- お客さんの誕生日
- お店のイベント
たとえばお客さんの誕生日限定の割引券とかイベントをしている期間とかですね。
お客さんの特別な日に割引券があれば来店する大きなきっかけになりますよね。
割引券を渡すターゲットを決める
割引券を有効的に使う方法はターゲットを決めることです。
ターゲットをしぼるとその人しか来店しないと思うかもですが、ターゲットをしぼるとターゲットとなったお客さんが家族や友人を連れてきてくれますよ。
割引券があるならいっしょに食事をしたいですからね。
割引券のターゲット
- 女性限定: 平日のお昼間
- 男性限定: 週末の夜
- 学生限定: 体育祭や文化祭が終わる日
そのときに来店して欲しいターゲットに向けて割引券を配布しましょう。
たとえば平日のお昼間は女性客に来て欲しいとか金曜日の夜は男性に来て欲しいとかですね。
体育祭や文化祭が終わった日を狙って学生限定の割引券を配るとか。
割引券以外の飲食店の集客方法
割引券以外にも来店してもらうきっかけを作ることはできます。
割引券以外の集客方法とは下記です。
飲食店の集客方法
- SNSを使う
- お店の前に看板を置く
- ポータルサイトへ登録する
- お店のHPを作る
- デリバリーサービスに登録する
SNSを使う
SNSを使ってあなたのお店をアピールしましょう。
いつもありがとうございます。
御影店では大学生だけではなく平日の(月)~(木)
学生割をしています❗
お気軽💴2980+ソフトD飲み放題💴480が!!
💴3000
今はアルコール提供できませんが、
こんな特別なものあります☺️
安心安全が第一ですが、密になりにくい平日に焼肉はいかがですか?
学生証持参で。— 牛角御影店 (@GKMIKAGE) May 17, 2021
この投稿をInstagramで見る
すでにやってる方もいるでしょうが、やっていなければ始めてみましょう。
最初はフォロワーさんがいないので効果ないかもです。続けていればフォロワーさんが増えるので集客につながりますよ。
お店の前に看板を置く
お店の前に看板を置いてアピールしましょう。
飲食店の看板
- のぼり
- タペストリー
- ウエルカムボード
のぼり、タペストリー、ウエルカムボードなどをお店の前に置いて歩いている人にアピールしましょう。
おはようございます。
先日ツイートした、「がんばる飲食店応援プロジェクト」。5日(金)に土庄町長よりのぼりの贈呈式が行われました!
小豆島の飲食店をこれからも応援します!(^^)#小豆島#土庄町#飲食店応援#shimaごはん#頑張ろう土庄町#黄色いのぼりを掲げよう pic.twitter.com/QkbEd2btEl— 小豆島とのしょう観光協会 (@angelroad7) June 8, 2020
飲食店様に店頭用タペストリーを制作しました。 pic.twitter.com/wM8B7DcE42
— ビーチ株式会社 (@beach2013_jp) July 24, 2015
だけど詳しい人に聞いたり、調べたりしてみると逆にこちらは混んでないので「情報館」内にある、美味しい野菜や土産物を買ってますとか ゆっくりお茶飲んだり、御飯食べたりしていますって声も多く聞きました。 ならばこれは色々な意味で新しいお客さんを呼び込むきっかけ! pic.twitter.com/7WKJf6H7ja
— はっぴいえんどプロジェクト (@paint_happyend) May 19, 2021
ウエルカムボードに「今日のおすすめメニュー」などと書いてお店に呼び込みましょう。
手書きで書かれていると「何書いてるのかな」と気になりますよね。
ポータルサイトへ登録する
ポータルサイトへ登録してお店を知ってもらいましょう。
ポータルサイトはインターネットの入り口にある大きなサイトのことです。
ポータルサイトへ登録するメリットは下記です。
ポータルサイト登録のメリット
- ポータルサイトは多くの人が見る
- ポータルサイトから予約ができる
- 口コミやレビューの書き込みがある
- 外国語に対応している
- あなたのページを見た人数などが確認できる
- クーポンを発行できる
無料で登録できますが、有料版もあります。
ポータルサイトには多くのお店が登録されているので、あなたのお店はみつけてもらえないと思うかもです。
まずは無料から始めてみましょう。お店にアクセスが集まれば有料に切り替えるのもありですよ。
お店のHPを作る
お店のHPを作ってアピールしましょう。
少しハードルが高いかもですが、あなたのお店独自のものをアピールしたい場合におすすめです。
HPを作ったらSNSやポータルサイトと連携しておきましょうね。
お店のHPを作るんだったらネットショップを作りたいと思うかもです。それなら下記で作ってみましょう。
BASEは無料で始めることができますが、Shopifyは月額費用がかかります。
くわしい比較表は下記です。
【BASE】 | 【Shopify】 | |
月額費用 | 無料 | 約3,000円から |
取引手数料 | 3% | 0円(Shopifyペイメントを使用) |
決済手数料 | 3.6% | 3.25%〜 |
入金手数料 | 750円(2万円未満) 250円(2万円以上) | 0円(Shopifyペイメントを使用) |
電子マネー | PayPal | Apple Pay Google Pay Amazon Pay PayPa Shop Pay |
代金引換 | ❌ | ⭕️ |
多言語対応 | 19ヶ国語に対応 | 英語のみ対応 |
利用できる外貨 | 34種類 | 17種類 |
商品写真登録数 | 1商品20枚まで | 1商品250枚まで |
サポート | メール チャット | メール コミュニティへ質問できる |
実店舗だけではなくネットショップもあればお客さんに知ってもらえる機会が増えるので売上は期待できますね。
デリバリーサービスに登録する
デリバリーサービスに登録してお店を知ってもらいましょう。
デリバリーサービスに登録することでお客さんから選んでもらえる選択肢が広がりますからね。
デリバリーくらい自分のお店でできると思うかもですが、ぼくはおすすめしません。
自分のお店でデリバリーを始めることはリスクが大きいからです。
自店デリバリーのリスク
- バイクの購入
- 保険の加入
- デリバリー要員の採用・教育
- 事故
バイクを購入する費用がかかるだけではなく事故が起こればお店の営業は放っておいてすぐに事故現場に駆けつけて対応しなければなりません。当日のみの対応で終わればいいですが、翌日以降も事故の対応をしなければならないなんて良くあることですよ。
デリバリーサービスに登録するには少し費用がかかりますが、事故を考えれば安いです。
飲食店の集客方法については下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。
≫【やらないと損する】飲食店の新しい集客方法7選を解説します
割引券に頼らない飲食店でリピートを増やす方法
割引券をずっと使っているとお客さんは割引券があるときしか来店しなくなります。
来店する最初のきっかけとしては割引券は有効ですが、そのあとリピートにつなげるにはお店の力が必要です。
割引券に頼らないリピート客を増やす方法は下記です。
リピート客を増やす方法
- お店の接客の質を上げる
- お客さんにアンケートを取る
お店の接客の質を上げる
リピート客を増やすにはお店の接客の質を上げましょう。
お客さんがお店に求めているのは気持ちいい接客ですよ。
+αの一言で相手を喜ばせる
僕らはサービスする側される側どちらにもなります。どちらの気持ちもわかりますよね✨
先日飲食店であまりに感じのいい接客だったので「店員さん素敵ですね、頑張って下さい」と伝えました😄
されて嬉しかった事は素直に伝えると結果また相手の笑顔が見れる。幸せループ✨— ごろ@在宅ワーク構築中パパ (@goro2397) April 27, 2021
お店の接客の質を上げるためにはアルバイトへの指導は欠かせませんね。
アルバイトへの接客指導については下記の記事でくわしく解説していますので参考のどうぞ。
≫ 飲食店アルバイトに対する接客の指導法【4つの手順で解説します】
お客さんにアンケートを取る
リピート客を増やす方法はアンケートを取ることです。
いいと思って行っている対応でもお客さんにしてみたら良くないなんてこともありますよね。
アンケートを取ることでお客さんがお店に求めていることがわかります。
接客を良くしてアンケートで改善していけばリピート客は増えますよ。
アンケートの始め方については下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店でアンケートを取る必要はある?メリット3選を解説します
今回は飲食店の割引券について解説しました。
最初の来店のきっかけとしては割引券は有効です。
とはいえずっと割引券は使えません。割引券がないと来店してくれないでは割引券を配り続けなければなりませんからね。
最初は割引券を使って来店してもらい、その後はお店の力でお客さんをリピートにつなげましょう。
今回は以上です。