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飲食店のランニングコストにはどんなものがある?【今すぐできる対策】

飲食店のランニングコスト

飲食店のランニングコストって何かな?
ランニングコストを抑える方法を知りたいな
困った店長

こんなお悩みにお答えします。

この記事の内容

  • 飲食店のランニングコストって何?
  • 飲食店のランニングコストの具体例
  • 今すぐできる飲食店のランニングコスト対策

この記事の信頼性

この記事を書いているぼくは飲食店の経験が15年あります。
これまでの経験を交えて解説します。

 

この記事では飲食店のランニングコストについて解説します。

 

飲食店のランニングコストの今すぐできる抑え方についてもご紹介します。

 

ランニングコストが下がるのでお店の経営が安定しますね。

 

この記事はサクッと3分で読むことができます。



飲食店のランニングコストって何

飲食店のランニングコスト

ランニングコストの意味を解説しますね。

ランニングコストとは?

ランニングコストは維持費用・管理費用を意味します。

 

ランニングコストとは経営学用語の一つで企業などにおいて設備や建物を維持するために必要となるコストのことを言う。これは建物や設備ができあがり稼動されるようになってから廃止をされるようになるまでの期間にかかるコストのことである。ランニングコストに計上されるのは光熱費や保守点検サービス費や消耗品費など定期的に必要となるコストのことである。

引用 Wikipediaより

 

ランニングコストとは飲食店を運営するために必要となる経費のことです。

 

イニシャルコストとの違い

イニシャルコストは初期費用を意味します。

 

イニシャルコスト(initial cost)とは新しく事業を始めたり新しく機械や設備などを導入したり新しく建築物を建築したりするときなどに稼働するまでの間に必要となる費用のことである。初期費用ともいう。

引用 Wikipediaより

 

イニシャルコストは初期費用つまりお店を始めるときに必要な費用です。

 

ひとことで言うと下記の通りですね。

ランニングコストとイニシャルコスト

  • イニシャルコスト: 初期費用
  • ランニングコスト: 運営費用

 

変動費との違い

ランニングコストは変動費と同じじゃないの?って思うかもです。

 

重なるところがありますが違うところもありますよ。

  • 家 賃: ランニングコスト⭕️ 変動費❌
  • 原 価: ランニングコスト⭕️ 変動費⭕️
  • 社員人件費: ランニングコスト⭕️ 変動費❌
  • アルバイト人件費: ランニングコスト⭕️ 変動費⭕️

 

ランニングコストと変動費の違いは下記です。

ランニングコストと変動費

  • ランニングコスト: お店を運営していくのに必要な経費
  • 変動費: お店を運営するのに必要で売上によって毎月変わる経費

それではここからはランニングコストの具体例を見ていきましょう。

 

飲食店のランニングコストの具体例

飲食店のランニングコストの具体例

飲食店にはランニングコストがたくさんあります。

 

具体例を見ていきましょう。

飲食店のランニングコストの具体例

飲食店のランニングコストは下記です。

飲食店のランニングコスト

  • 原価
  • 人件費
  • 販促費
  • 水道光熱費
  • 家賃
  • 減価償却費
  • 通信費
  • 採用費
  • 消耗品費

こんなにあるのですね。飲食店を運営していくにはお金がかかりますね。


売上に対する目安

ランニングコストの売上に対する目安です。

項目 売上に対する目安
原価 30%
人件費 30%
販促費 5〜10%
水道光熱費 5%
家賃 10%

これだけで売上の80〜85%にもなりますね。

 

飲食店を経営するにはたくさんの経費がかかって利益が少ないですね。

 

飲食店の利益率は大手でも7%程度ですからね。

≫ 飲食業界利益率ランキングはこちら

 

この他には保険やクレカ決済手数料や害虫駆除代もかかったりしますよね。

関連記事はこちらです。

≫ 【もう迷わない!】飲食店の保険の選び方を解説します

≫ 飲食店でクレジットカード決済を導入すべき理由3選【元店長が解説】

≫ 飲食店でのネズミのリスク4選【今すぐできる対応策を元店長が解説】

 

飲食店を経営するには多くの経費がかかります。

 

ここからはランニングコストの抑え方を解説します。

 

今すぐできる飲食店のランニングコスト対策

飲食店のランニングコストの抑え方

対策をすべきランニングコストは下記です。

対策をすべきランニングコスト

  • 原価
  • 人件費
  • 水道光熱費
  • 販促費
  • 客数を伸ばす
  • 客単価を上げる

ランニングコストはなんでも抑えられる訳ではありません。抑えられる経費は変動費だけです。

 

毎月同じ額が出ていくものは抑えられません。たとえば社員人件費とか家賃とかですね。

 

毎月違う数字だから改善できるのです。

 

原価の抑え方

原価は売上に対して30%を占める大きなランニングコストです。

 

黒字にするには原価を適切に管理することが欠かせませんよ。

 

原価を抑えるポイントは下記です。

原価を抑えるポイント

  • 在庫
  • 歩留まり
  • ロス
  • 検量
  • 棚卸し

これらをメインに原価を改善していきましょう。

 

今すぐにできることばかりですのでまずはやってみましょう。

 

くわしい原価の改善方法については下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。

≫ 飲食店の棚卸しについて元店長が解説【原価の改善方法5選】

 

人件費の抑え方

人件費は原価と並んで飲食店の大きなランニングコストです。

 

人件費も適切に管理していきましょう。

 

人件費を抑えるポイントは下記です。

人件費を抑えるポイント

  • シフトの見直し
  • 生産性を上げる
  • コミュニケーション

人件費を抑えることができるのはアルバイトの人件費だけです。

 

社員の人件費は毎月固定なので抑えることができませんよね。

 

アルバイトの人件費の抑え方については下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。

≫ 【スッキリ解決!】飲食店がするべきFL管理の方法を解説します

 

水道光熱費の抑え方

水道光熱費は売上に対して5%です。

 

5%なら他を改善した方がいいと思うかもです。でも水道光熱費を改善できれば改善できた分がそのまま利益になります

 

やれば利益が増えるのでやる価値はありますよ。

水道光熱費を抑えるポイント

  • 掃除
  • 電力会社の見直し
  • その他にできること

その他にできることはこまめに電気を切ったり調理器具を交換したりです。

 

水道光熱費を抑える方法については下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。

≫ 飲食店の水道光熱費の適切値と減らす方法3選を解説【今すぐできます】

≫ 飲食店の水道代の平均はいくら?節水対策5選も解説します

 

販促費の抑え方

販促費を抑えるには効果的な販促を行うことです。

 

今までと同じように新聞折り込みやポスティングだけをしていても何も変わりませんよね。

 

お店に合った効果的な販促をすれば販促費は抑えられますよ。

 

効果的な販促とは下記です。

飲食店の効果的な販促方法

  • SNS運用
  • HP作成
  • グルメサイトへ登録
  • イベントを開く
  • 看板を置く
  • テイクアウト
  • デリバリーサービス
  • 来てくれたお客さんを逃がさない

無料でできることや今すぐにできることがあります。

 

お店に合うと感じたものをまずはやってみましょう。費用がかかりませんのでリスクはありません。

 

まずは試してみみることが大切ですよ。

 

飲食店の効果的な集客方法については下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。

≫ 【うれしい悲鳴】飲食店のマーケティング手法を元店長が解説します

 

客数の伸ばし方

ランニングコストを抑えるとは違いますが、売上を増やせば結果的にランニングコストを抑えられます。

 

売上が増えれば同じ金額のランニングコストをかけてもその割合は小さくなりますからね。

 

売上を増やすには客数を伸ばすことが大切です。

 

客数は新規客とリピート客に分かれます。

客数の分類

  • 新規客:来店したことがないお客さん
  • リピート客:何度か来店したことがあるお客さん

新規客とリピート客へのアプローチは違います。それぞれのアプローチを解説しますね。

 

新規客の伸ばし方

新規客を伸ばすにはお店を知ってもらうことです。

 

お店を知ってもらう方法は下記です。

新規客を伸ばす方法

  • SNSで発信する
  • お店の前に看板を置く
  • イベントを行う
  • ポータルサイトへ登録する
  • お店のHPを作る

今すぐにできますのでお店に合う方法は試してみましょう。

 

リピート客の伸ばし方

リピート客を伸ばすにはもっと来てもらうことです。

 

もっと来てもらう方法は下記です。

リピート客を伸ばす方法

  • 接客向上
  • アンケートで改善

飲食店では接客は大切です。


お客さんは気持ちのいい接客を求めていますよ。

 

改善するにはアンケートが有効です。

 

アンケートを取ればお客さんがお店に何を求めているか分かりますよね。

 

客数を伸ばす方法については下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。

≫ 飲食店の売上アップたった2つの方法を元飲食店の店長が解説します

≫ 飲食店でアンケートを取る必要はある?メリット3選を解説します

 

客単価を上げる

客単価を上げて売上を増やせば結果的にランニングコストが抑えられます。

 

客単価を上げる方法は下記です。

客単価を上げる方法

  • メニューを変える
  • サイドメニューを売る

客単価を上げるには高単価のメニューを追加します。そうすればお店の単価は上がりますよね。

 

もうひとつはメニューは変えないでサイドメニューをいっしょに売ることです。そうすれば客単価は上がります。

 

客単価を上げる方法については下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。

≫ 飲食店の売上アップたった2つの方法を元飲食店の店長が解説します

 

今回は飲食店のランニングコストについて解説しました。

 

飲食店の運営・経営は大変です。

 

とはいえ楽しいこともたくさんあります。ランニングコストが下がれば経営は安定します。

 

行動してお店の安定経営を目指しましょう。

 

今回は以上です。


  • この記事を書いた人

フジユウ

トヨタディーラー営業職→飲食店勤務15年。宅配寿司で新規客数が日本一に→マンション管理会社勤務。いろんな業種を経験してきました。サラリーマンをしながら、今までの経験を発信しています。

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