大変な職場をさける方法を知りたいな
こんなお悩みにお答えします
この記事の内容
- 飲食店の仕事が大変な理由15選
- 飲食店がブラックになりやすい原因
- 飲食店も楽しいことはある
- 飲食店で大変な職場をさける方法
この記事の信頼性
これまでのぼくの経験をご紹介します。
この記事では飲食店での仕事が大変な理由について解説します。
大変な職場をさける方法についても解説しますので、安心して飲食店で働くことができますね。
この記事は4分でサクッと読むことができます。
飲食店の仕事が大変な理由15選
飲食店の仕事が大変な理由15選は下記です。
飲食店の仕事が大変な理由15選
- 不規則なシフト
- 長時間労働
- 給料が安い
- 休みがない
- クレーム
- いじめ
- やりがいがない
- 忙しい
- 慣れるまで大変
- 休めない
- 立ち仕事が大変
- プレッシャー
- やめられない
- 所持品を盗られる
- 店長からの暴言
ひとつずつ解説します。
1.不規則なシフト
アルバイトならまだ時間が決まっていますが、社員の勤務時間は不規則です。
不規則な勤務体制なので続けていると体に影響していきますよね。
たとえば今日は開店からディナーのピークまで。
明日はアイドルタイムから閉店までと飲食店の勤務は不規則です。
2.長時間労働
飲食店の労働時間は長いです。
社員なら朝から晩まで働くなんてことは当たり前です。
飲食店での長時間労働については下記の記事で解説していますので気になる方はどうぞ。
≫ 飲食店の労働時間が長い理由を元飲食店の店長が解説します【体験談】
3.給料が安い
飲食店の給料は安いです。
飲食店で働くには特別なスキルが必要ないからです。
飲食店の給料データは下記です。
出典 飲食店.COMより
最初は低いですが、長く続けていると給料は上がりますよ。
4.休みがない
飲食店ではお店自体の休みがないところもあります。
なので働く人の休みもありません。
各業種の休日のデータは下記です。
出典 dodaより
飲食店は年間休日が96日とワースト2位ですね。
5.クレーム
飲食店の大変な仕事にクレームがあります。
お客さんの勘違いでクレームになることもありますからね。
話せば分かってくれるお客さんばかりだといいのですが、そうではありませんよね。
クレームは当日だけではなく数日に渡って対応することもありますよ。
クレーム対応については下記の記事で解説していますので気になる方はどうぞ。
≫ 【解決!】飲食店のクレームでの返金の対応方法について解説します
≫ クレーマーからファンになる! 飲食店のクレーム対応
6.いじめ
飲食店ではいじめがあります。
飲食店はお店という小さな閉鎖された空間という面がありますからね。
閉鎖されたところでは勤務歴が長い人が幅をきかせるなんてことがあります。
そんな人に目をつけられると陰湿ないじめにあうこともありますよ。
7.やりがいがない
飲食店の仕事は単調でやりがいがありません。
特にアルバイトにとっては毎回同じことの繰り返しのことがあります。
たとえば注文を取って、料理を運んで、お皿を片付けるなんてことの繰り返し。
単調な作業に耐えるのは大変ですよね。
8.忙しい
飲食店は忙しいときはとことん忙しいです。
食べ物を扱っているので、みんな食べる時間は一緒ですからね。
ランチ・ディナーのピークは忙しいですね。
特に繁忙期と呼ばれる「年末年始・GW・お盆」はかなり忙しいです。
9.慣れるまで大変
飲食店は慣れるまでが大変です。
覚えることがたくさんあるからです。
たとえばメニューだけでも何種類もあって、そのメニューに使っている食材はとか料理法はとか覚えることがたくさんありますよ。
最初の数ヶ月は大変です。
10.休めない
飲食店は休めません。
飲食店の勤務はシフト制になっていて当日はあなたの担当の日だからです。
体調が悪いからといっても穴を開けられません。
11.立ち仕事が大変
飲食店は立ち仕事です。
ずっと立って仕事をするので疲れます。
最初は大変ですが慣れれば大丈夫ですよ。
12.プレッシャー
飲食店ではプレッシャーがあります。
お店には毎月予算があり売上、利益を達成しなければいけませんから。
飲食店はそれそも利益率が低いので上司からのプレッシャーははんぱないです。
13.やめられない
飲食店は中々やめられません。
飲食店では離職率が高いからです。
各業種の離職率データは下記です。
出典 外食・中食産業における働き方に現状と課題について(農林水産省 食料産業局)より
各業種の中でも飲食店の離職率は50%で一番高いですね。
やめられては困るので飲食店では中々やめさせてもらえません。
14.所持品を盗られる
飲食店では所持品を盗られることもあります。
アルバイトの更衣室では誰にも見られませんからね。
所持品だけではなく売上にも手を付ける子もいます。
15.店長からの暴言
飲食店では店長がアルバイトへ暴言を吐く人がいます。
店長自身が忙し過ぎてキレてしまうのです。
飲食店では若くして店長になる人もいますし、精神的に弱い方もいます。
だから自分の思い通りにいかないことがあるとキレてしまう店長もいますよ。
飲食店がブラックになりやすい原因
飲食店はブラックになりやすい職種です。
その理由は下記です。
飲食店がブラックになりやすい原因
- 飲食店は利益率が低い
- 飲食店のビジネスモデルは古い
飲食店は利益率が低い
飲食店の利益率は低いです。
上位10社の平均はたったの7%です。
飲食店の収益ランキングは下記です。
出典 業界動向(2019-2020飲食店利益率ランキング)より
そもそもお店の利益が低いので当然従業員の給料は低くなりますよね。
だから飲食店はブラックになりやすいです。
飲食店のビジネスモデルは古い
飲食店のビジネスモデルは古いです。
まだ昔ながらのやり方を続けています。
昔ながらのやり方は全部を人がやることです。
たとえばこんな作業です。
- 注文を聞きにくる
- 料理を運ぶ
- 会計をする
- お皿を片付ける
今では機械がやってくれてる作業もありますよね。
でもこれらの全部を人が行っているお店もまだまだあります。
昔のように人件費が安かった時代なら問題ありませんでしたが、今は人件費が高騰していますよね。
飲食店のビジネスモデルは昔のままなのでブラックになりやすいのです。
飲食店も楽しいことはある
もちろん飲食店にも楽しいこともありますよ。
仕事をしていて大変なことばかりではありませんからね。
飲食店での楽しいこととは下記です。
- お客さんから直接感謝される
- 達成感
- 成長
- 人との出会い
- 料理が上手くなる
お客さんから直接感謝される
飲食店ではお客さんから直接感謝されます。
お客さんに喜んでもらおうとがんばっていて感謝されるとうれしいですよね。
どちらかと言えば文句を言われることが多いですが感謝されるとうれしいですよね。
達成感
飲食店では達成感が味わえます。
飲食店はお店というチームで働いていて、目標をお店のみんなで達成できたときは飲食店はいいなと思えますからね。
飲食店のいいところはチームで働いて喜びを共有できることろです。
成長
飲食店では成長を感じることができます。
自分が採用して教えたアルバイトがどんどんできるようになるのは特にうれしいですね。
もちろん成長するのはアルバイトだけではありません。
自分が指導した社員が店長になればうれしいですよね。
飲食店は人を通じて成長できる職場です。
人との出会い
飲食店ではいろんな人と出会います。
学生や主婦、フリーターなど。
年齢も高校生から主婦さんまで。
いろんな層の人と出会えるのは飲食店ならではですね。
料理が上手くなる
飲食店に勤めていると料理が上手くなります。
飲食店に勤める前は魚なんてさばくことができませんしたがやっているとできるもんですね。
キッチンの仕事をしていると上手くなりますね。
ホールだけだと上手くはなりませんが、くわしくなりますね。
飲食店で大変な職場をさける方法
飲食店に興味はあるがブラックだからと敬遠する人もいますよね。
飲食店に応募する前にブラックな飲食店をさける方法を解説します。
その方法は下記です。
飲食店で大変な職場をさける方法
- 求人情報更新頻度
- 企業理念
- 有休消化
- 残業代
- お店の見学
求人情報更新頻度
大変な職場をさけるには求人の更新頻度を見ましょう。
求人情報の内容がたとえば半年更新されていないならブラックの可能性がありますよ。
更新されていないということは人手不足が解消されていないということですからね。
企業理念
大変な職場をさけるには会社の企業理念を確認しましょう。
仕事がきついと感じる理由の1つに、経営方針が合わないということがあります。
素晴らしい企業理念やポリシーでも、あなたの働き方や考えと違っていれば合わないと感じますよね。
会社はあなたを選びますが、あなたも会社を選びましょうね。
有休消化
有休の消化率を確認しましょう。
2019年の4月からは法律によって年間5日は有休を取らないといけなせん。
飲食店では社員が1人のお店もあります。
人手不足で有休はおろか普段の休日でさえ取れていない社員さんもいます。
会社としてどんな仕組みで有休を消化させているのか面接で確認しましょう。
残業代
大変な職場をさけるために残業代がきちんと支払われているか確認しましょう。
一般社員なら残業した分は支給されますよね。
会社によっては「みなし残業代」といって何時間は残業があるものと設定して支給しているところもあります。
「みなし残業代」を設定している会社に就職を考えているなら何時間が「みなし残業代」として設定しているのか確認しましょうね。
この点があいまいだとアブナイですよ。
お店の見学
大変な職場をさけるために入社する前にお客さんとしてお店に行ってみましょう。
行くなら忙しいときがいいです。
社員やアルバイトは未来のあなたですよね。
楽しく働いているのか、キツそうに働いているのか現場をみるのが一番ですよね。
まとめ: 大変な職場をさけてあなたに合う飲食店を探そう
今回は飲食店が大変な理由について解説しました。
飲食店は大変です。
でも楽しいこともたくさんあります。
だからぼくは15年も働いてきました。
あなたに合う飲食店はあります。
それを見つける方法は下記です。
- 求人情報更新頻度
- 企業理念
- 有休消化
- 残業代
- お店の見学
行動すればあなたに合う飲食店は見つかります。
応援しています。
今回は以上です。