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飲食店の経営が難しい理由5選と失敗しないノウハウ3選を解説します

飲食店経営の難しい理由と失敗しないノウハウ

飲食店の経営って難しいのかな
飲食店を始めたいから失敗しないノウハウを知りたいな
困った人

こんなお悩みにお答えします。

この記事の内容

  • 飲食店の経営が難しい理由5選
  • 飲食店の経営に失敗しないノウハウ3選

この記事の信頼性

この記事を書いているぼくは飲食店の経験が15年あります。
店長の経験が10数年あります。
店舗運営をしてきた点から失敗しないノウハウもご紹介します。

 

この記事では飲食店経営が難しい理由5選と失敗しないノウハウ3選をご紹介します。
実務経験からのノウハウをご紹介しますので、これで飲食店経営は失敗しませんね。

この記事は約3分で読むことができます。

それでは、さっそく本文へいきましょう。



飲食店経営が難しい理由5選

飲食店経営が難しい理由

飲食店の経営が難しい理由5選は下記です。

飲食店経営が難しい理由5選

  1. 飲食店は廃業率が高い
  2. 飲食店は簡単に動けない
  3. 競合がすぐに現れる
  4. 飲食店は人員確保が難しい
  5. 飲食店はうまい安いが当たり前

1.飲食店は廃業率が高い

飲食店の廃業率は高いです。
1年で約40%、2年で約60%、5年で約80%が廃業しています。
飲食店の廃業率
出典 居抜き.comより
数年で廃業してしまうお店が多いので経営は難しいですね。

飲食業界の市場規模は25兆円です。
売上高のトップはすき家やなか卯を展開するゼンショーで売上高は6,304億円。
大きな数字ですが市場規模の2.5%しかありません。
飲食店売上高トップ10
出典 業界動向サーチより

売上トップが数%のシェアしかないということは独占的な企業がないということ。
25兆円市場は参入の余地も多いですが、それだけ激しい入れ替わりが起こっているということです。

 

2.飲食店は簡単に動けない

飲食店は箱ビジネスで簡単には動けません。
となりに新しい競合店ができても、その場で戦い続けなければなりません。
もしその界隈に同じお店が乱立してしまうと新しいもの好きの人はそちらに行ってしまうかもです。

 

3.競合がすぐに現れる

せっかく流行るお店を作っても後から同じようなお店が出てきます。
となりに競合店ができるなんてことはよくありますからね。
たとえば「農家風の店舗」というコンセプトで塚田農場ができてヒットしました。
似たようなコンセプトの「山内農場」ができると塚田農場の売上は33ヶ月連続で前年度を下回りました。
せっかくがんばって流行るお店を作っても、競合店がすぐできて営業を続けなければいけないので経営が難しくなりますね。

 

4.飲食店は人員確保が難しい

飲食店では人員確保が難しいです。
アルバイトの採用自体が年々難しくなっていますからね。
飲食はブラックの印象が強いですよね。
飲食店を開業するなら、アルバイトを雇わず家族で営業することも考えてもいいかもです。

 

5.飲食店はうまい安いが当たり前

今や飲食店はうまくて安いが当たり前になっています。
このお客さんにとっての当たり前を実現するには原価と人件費の管理が欠かせません。
この2つの経費管理が難しいので、飲食店経営は難しいのです。

原価と人件費の管理はあなたひとりではできません。
アルバイトの協力なしにはできませんよ。
原価と人件費の管理についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 今日からできる! 飲食店の原価管理4つの方法
≫ 飲食店の人件費管理 困ったとこきはこれ!


飲食店の経営に失敗しないノウハウ3選

飲食店経営が失敗しないノウハウ

飲食店の経営に失敗しないノウハウ3選は下記です。

飲食店の経営に失敗しないノウハウ3選

  1. 飲食店経営の経験がある
  2. ターゲットを決めてコンセプトを作る
  3. 接客が良い

1.飲食店経営の経験がある

失敗しないお店のオーナーは飲食店の実務経験がある方です。
いわゆる「修行」をしたことがあるということです。

修行することで学べること

  • なぜこの立地に出店したのか?
  • なぜ内装や外観はこのようにしたのか?
  • なぜ設備はこれにしたのか?
  • なぜこのメニューを選んだのか?
  • お店の数字

修行をすればたとえばこんなことが学べます。
せっかくお店をオープンさせても続けられなければ悲しいですよね。

お店を続けるには成功者から学びましょう。
お店を続けるためには経営状態などを把握して黒字にすることが大切ですからね。
お店を黒字にする方法についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 【劇的!】赤字飲食店を黒字にできる方法3選を解説します

 

2.ターゲットを決めてコンセプトを作る

あなたのお店に来てくれるお客さん層を決めましょう。
家族連れなのか、サラリーマンなのか、学生なのか。
ターゲットを決めたら、そのターゲットのお客さんが来たくなるコンセプトを作りましょう。

たとえば学生がターゲットなら、ガッツリ量が多いお店。
家族連れがターゲットなら子供がよろこぶメニューを多くするなど。

あなたが来て欲しいと思うお客さん層にしぼってそのお客さんがよろこんでくれるお店はどんなものか考えてみましょう。

 

3.接客が良い

飲食店にとって接客は大切です。
もしかしたら料理よりも大切です。
お客さんは気持ちの良い接客をもてめてお店に来るからです。


このツイートにあるように接客がいいお店をお客さんは選びます。
だから接客には力を入れましょう。
ぼくが店長をしていたときも接客には力を入れていました。
接客を良くするためにはアルバイトを教育しなければなりません。
接客の指導についてくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店アルバイトに対する接客の指導法【4つの手順で解説します】

まとめ:飲食店を始める前には修行しよう

飲食店経営が難しい理由と失敗しないノウハウ

今回は飲食店の経営が難しい理由と失敗しないノウハウについて解説しました。

実務経験を積んでから飲食店の経営を始めしょう。

今回は以上です。


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フジユウ

ブロガー・Webライター
20年以上のサラリーマン経験から不自由さを感じ、選択できる楽しさを目指し発信しています。
新車営業マン・飲食店店長・マンション管理員と、さまざまな職種を経験してきました。
これまでの経験がお役に立てば、うれしいです。

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