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飲食店でムカつく客の特徴13選と今すぐできる対応策【接客向上がカギ】

飲食店でのムカつく客

とムカつく客への対応に悩んでいる飲食店の方の悩みを解決できる記事となっています。

なぜならぼくは飲食店の経験が15年あり、これまでムカつくの対応を数知れず行ってきたからです。

記事前半では『ムカつく客への対応策』を解説し、記事後半では『ムカつく客を減らす方法』を解説します。

この記事を読み終わるとムカつく客への対応方法と減らす方法が分かります。

もうムカつく客の対応に悩まされずに済みますね。



飲食店のスタッフもムカつくことはあります

飲食店の従業員もムカつくことはあります

飲食店のスタッフも普通の人間です。ムカつくこともありますよ。

それでは飲食店でムカつく客の特徴を紹介していきますね。

飲食店でムカつく客の特徴13選

飲食店のムカつく客

飲食店でムカつく客の特徴13選は下記です。

  1. 上から目線
  2. 食器を割る
  3. うんちくが長い
  4. 食べ方がきたない
  5. 注文間違いを他人のせいにする
  6. 吐く
  7. テーブルに置いてある備品を持って帰る
  8. 呼び出しボタンを持って帰る
  9. 突然歌い出す
  10. 水しか頼まない
  11. 長居する
  12. 閉店しても居座る
  13. 勝手に座る

1.上から目線

お店に入ってメニューを注文するときから会計を済ませるまで最後まで上から目線で話してくる客もいます。

かなりムカつきますね。

とはいえ「俺は客だぞ! 金払ってるんだ!」という気持ちもわからないでもないですが、気持ちよく接客してもらうためにはマナーは大切ですね。

2.食器を割る

お店で使用している食器やコップなどは落としたら割れてしまうのは当然ですよね。

ついうっかり食器を割ってしまうことは誰でもやらかしてしまうことですし、お店側もまったく気にしません。むしろお客さんがケガをしていないか心配しますよね。

とはいえ一度割っても全然気をつけず何度も何度も食器やコップを落としては割る客にはムカつきますね。

3.うんちくが長い

いっしょに来店した異性にアピールしたいのか、スタッフを捕まえて料理のうんちくを話す客がいます。

スタッフという立場上、客に「今忙しいんで……」などと断ることはあまりできません。とりあえず話だけは聞くのですがこういう客は話が長いです。

飲食店のスタッフは仕事がたくさんあるので困りますね。

4.食べ方がきたない

子どもや年配の方が食べ物をこぼすことはままあるのですが、そうではないのに必要以上にテーブルを汚す客がいます。

スマホを見ながら食事をしていると食べこぼしたりということがあります。食べきれなかったものを何故かテーブルの裏や端っこに隠している客もいます。

テーブルを片付けているときに隠していた食べ物を見つけて「マジか」と声を上げてしまうこともあります。

5.注文間違いを他人のせいにする

スタッフがやらかしがちなミスと言えば注文されたメニューを間違えてしまうこと。ところが間違いなくお客さんが注文したメニューを持って行ったのに「これ頼んだメニューと違うんだけど」とクレームを言って取り替えさせる客がいます。

こうなってしまっては作り直すしかありません。これはムカつきますよね。

6.吐く

居酒屋やバーなどではお客さんがたくさんお酒を飲むので明らかに飲みすぎでぐったりする客も出てきます。

トイレで迷惑をかけずに吐く分には何も問題はないのですが吐いたあとの処理はかなり大変ですし、ニオイもかなり残ってしまいますね。

ちゃんとして欲しいものです。

7.テーブルに置いてある備品を持って帰る

テーブルの上に用意されている砂糖とかミルクを全部持って帰る客がいます。

自由に使っていいものではありますが、さすがにテーブルの片付けをするときに砂糖とミルクがすっからかんになっていると困ります。

ファミレスではドリンクバーに置かれた紅茶パックなどもごっそりと持ち帰る客もいますよ。

8.呼び出しボタンを持って帰る

ファミレスや居酒屋などのテーブルに置かれているスタッフを呼び出すボタン。なんとボタンを持ち帰る客がいます。

持ち帰るというよりも立派な窃盗行為です。困ったもんです。

9.突然歌い出す

こんなお客さんもいます。突然歌い出す人。

60~70代のお客さん8人が昭和の歌を歌い出ししかも涙を流し始めました。軍歌のようであり山登りの歌のようであり、感極まって涙を流してました。最初は一人が突然歌い出し数秒してまた一人そしてまた一人と歌い出し最後には大合唱。

なんにしても大声を出されると困りますよね。

10.水しか頼まない

もちろん純粋に水だけということではありません。

最初にソフトドリンクを一杯頼んであとは延々と水をお替わり。みたいなことは多くのお店ですでにごく日常的な光景です。まさに飲食店における「水問題」です。

11.長居する

ドリンク1杯で6〜8時間くらい滞在していた客がいます。

よほど混雑していない限り退店をお願いするのは難しいです。

営業時間内であれば「お客さんは好きなだけお店に居られる」というのももはや飲食店では当たり前となってしまいました。かなり混雑してきたら退店をお願いすることになりますがけっこう辛いものですよ。

【成功事例あり】飲食店で長居する客の特徴5選と対策8選を解説を読む

12.閉店しても居座る

閉店時間を過ぎても居座られても困ります。

閉店時間ギリギリに入店して閉店時間を過ぎても気にしない客。

仕方ないので退店をお願いするしかないですね。

13.勝手に座る

勝手気ままに店内に入ってきて空いている席に座っている客。

入店してきたお客さんを席に誘導したら、なぜか客がすでに座っている。

堂々とメニューを眺めている姿に心穏やかとはいかないですよ。

飲食店でムカつく客への今すぐできる対応策

飲食店でムカつく客への対応策

飲食店でムカつく客への今すぐできる対応策は下記です。

  • 周りのお客さんに聞こえないように伝える
  • お願いする
  • 理由をいっしょに伝える
  • ヒドいときは毅然とした態度で

周りのお客さんに聞こえないように伝える

ムカつく客へ対応するときは小声で伝えましょう。

周りに聞かれるとムカつく客も気分を害しますからね。

退店をお願いしたことで恥をかかせてしまったり、その後の居心地が悪くなってしまわないようにお客さんへの配慮が大切ですよ。

お願いする

ムカつく客へ対応するときは依頼系で伝えましょう。

退店してくださいとかやめてくださいと「直接的」に伝えるとムカつく客が気分を害しますからね。

退店していただけないでしょうかとかやめていただけませんかと「依頼系」で柔らかく伝えることでムカつく客もスタッフの言い通りにしやすいですよ。

直接的に言われるのはお客さんにとって気分があまり良くないうえに、脳科学的にも効果的ではないといわれています。

「やめてください」ではなく「やめていただけませんか」という風にお願いする言い方をしましょう。

理由をいっしょに伝える

ムカつく客へ対応するときは理由をいっしょに伝えましょう。

やめていただけませんかとだけ伝えるだけではムカつく客は納得してくれないかもです。

ムカつく客が納得できる理由もいっしょに伝えることでやめてもらいやすくなりますよ。

たとえばこんな理由をいっしょに伝えましょう。

「ほかのお客さまのご迷惑になりますので」とか「満席なので食事を終えられた方は席ゆずっていただけますか」などです。

理由をいっしょに伝えることでムカつく客に聞き入れてもらいやすくなりますよ。

ヒドいときは毅然とした態度で

ていねいに対応してもダメなら毅然として対応しましょう。

あなたのお店にはあなたのお店のルールがあります。お客さんとはいえルールに従ってもらうことは大切ですよ。

もちろん言い方には気をつけましょうね。言い方ひとつで伝わるものが伝わらなくなりますからね。

飲食店でムカつく客を減らす方法は接客向上です

飲食店でのムカつく客への対応は接客向上がカギ

飲食店に限らずサービス業をしているとムカつく客に当たります。

とはいえムカつく客を減らす方法はあります。接客を向上させることです。

お客さんが飲食店に求めているのは気持ちのいい接客だからです。

お客さんは料理より接客を大切にしている
引用元: ニュースサイト しらべえより

気持ちのいい接客をすればお客さんは喜んでくれます。気持ちのいい接客を求めるお客さんが増えればムカつく客は減っていきますよ。

ムカつく客はそもそも何か文句を言うところはないか探してますからね。周りのお客さんが感謝する人ばかりなら文句も言いづらいですよね。

接客を向上できるようにアルバイトへ指導していきましょう。

接客を指導するときのポイントは下記です。

接客指導のポイント

  • 接客の心構えを教える
  • 接客マニュアルを使って指導する
  • 店長が1番接客が上手いこと
  • ベテランアルバイトに指導を任せる

接客の心構えを教える

「接客は大切なんだよ」とアルバイトに伝えましょう。

あなたがマジで伝えてください。熱がないとアルバイトには伝わりませんからね。

最初をおろそかにすると、アルバイトも接客が大切なんて思わないのでお客さんが満足できる接客はできないですよ。

接客マニュアルを使って指導する

マニュアルを使えば効率よく指導をすることができます。

マニュアルは正しい接客を覚えるものですからね。

マニュアルを使って指導すると、とりあえずお客さんを怒らせることが減りますよ。

店長が1番接客が上手いこと

あなたが一番接客ができる人になりましょう。

教える側が接客が下手だったらアルバイトは気持ちの良い接客をしようなんて思わないですよ。

ベテランアルバイトに指導を任せる

ベテランアルバイトに新人アルバイトの指導をお願いしよう。

1から10まであなた1人がやるのはなかなか大変ですからね。

アルバイトへの接客の指導手順については下記の記事でくわしく解説していますので参考にうどうぞ。

≫ 飲食店アルバイトに対する接客の指導法【4つの手順で解説します】

まとめ: 飲食店のムカつく客は接客を向上させて減らしましょう

飲食店のムカつく客は対応次第で減らせます

今回は飲食店のムカつく客の特徴13選について解説しました。

飲食店のムカつく客の特徴13選は下記です。

飲食店でムカつく客の特徴13選

  1. 上から目線
  2. 食器を割る
  3. うんちくが長い
  4. 食べ方がきたない
  5. 注文間違いを他人のせいにする
  6. 吐く
  7. テーブルにある備品を持って帰る
  8. 呼び出しボタンを持って帰る
  9. 突然歌い出す
  10. 水しか頼まない
  11. 長居する
  12. 閉店しても居座る
  13. 勝手に座る

ムカつく客への対応は大変です。

とはいえサービス業ではどの業種にもそんなお客さんはいますからね。

あなたの対応次第でムカつく客は減っていきますよ。

接客の指導を続けていましょう。

接客指導のポイント

  • 接客の心構えを教える
  • 接客マニュアルを使って指導する
  • 店長が1番接客が上手いこと
  • ベテランアルバイトに指導を任せる
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フジユウ

ブロガー・Webライター
20年以上のサラリーマン経験から不自由さを感じ、選択できる楽しさを目指し発信しています。
新車営業マン・飲食店店長・マンション管理員と、さまざまな職種を経験してきました。
これまでの経験がお役に立てば、うれしいです。

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