「ああ、またアルバイトが辞めた・・・」
「採用してもすぐに辞めるなあ」
「どうすれば、長続きするのかなあ」
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・飲食店アルバイトが辞めない教育方法は朝礼(または終礼)とミーティング
・飲食店アルバイトは初期教育が大切
・飲食店アルバイトが続けるにはマニュアルに沿った教育と公平な評価
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は飲食店の店長を15年間つとめてきました。
これまでの経験で得たノウハウをご紹介します。
この記事ではアルバイトが辞めない教育方法についてご紹介します。
この記事を読み終えると、アルバイトの教育方法が理解でき、あなたのお店の人員不足が解消できますよ。
飲食店のアルバイトが辞めない教育方法は朝礼(または終礼)とミーティング
1 朝礼(または終礼)の実施
2 ミーティングの実施
順番に解説しますね。
1 朝礼(または終礼)の実施
朝礼は営業前にするミーティングのことです。
終礼は営業後にするミーティングのことです。
朝礼(終礼)は毎日行いましょう。
朝礼(終礼)でお店の目標、課題を話しましょう。
各アルバイトへ目標や課題を与えましょう。
Aくんの課題: 電話応対ができるようになる
Bさんの課題: 後輩アルバイトへ指導しそのアルバイトが教えたことができるようになる
こんな感じですね。
アルバイトの変化があるとうれしいですね。
2 ミーティングの実施
少し時間があれば、ミーティングを行いましょう。
朝礼(終礼)で話した各アルバイトの課題の進み具合を確認しましょう。
その時ロールプレイイングができてばいいですね。
先ほどの例でいえば、
Aくんの課題: 一応電話応対ができるがまだお客様からの問い合わせに対応できない
Bさんの課題: Aくんに電話応対の指導をするが、まだ完全ではない
【重要】 アルバイトを巻き込み、お店への参加意識を持たせること
アルバイトが辞める原因はお店への参加意識がなくなってしまうからです。
アルバイトを巻き込んでお店全員で目標、課題に取り組むことが大切です。
めちゃくちゃ大切なので、頑張ってやりましょう。
ここからは、アルバイトの初期教育について解説しますね。
飲食店アルバイトは初期教育が大切
1 お店の受け入れ体制
2 ハウスルールを使ってお店のルールを説明
3 オリエンテーションを行う
ひとつずつ解説しますね。
1 お店の受け入れ体制
・新品のユニフォーム、名前の入った名札
・ロッカー(着替える場所)
・タイムカード
これくらいは新人アルバイトが入る前に用意しましょう。
アルバイトはお店の姿勢を見ています。
お店が真剣な姿勢をと取らないとアルバイトも真剣に働いてくれませんよ。
2 ハウスルールを使ってお店のルールを説明
ハウスルール(お店のルール)を使ってアルバイトへ仕事の意識づけをおこないましょう。
・経営理念や働く目的
・労働時間や勤務スタイル
・職場での具体的な心がけ
・身だしなみ
・職場での禁止事項
ハウスルールってこんな感じの内容ですね。
もちろん、お店によって違います。
うちのお店ではこれを守ってねということを説明しましょう。
3 オリエンテーションを行う
いきなり働かせるのは、新人アルバイトには負担になるのでやめましょう。
まずオリエンテーションを行いましょう。
アルバイトに仕事内容を理解してもらいましょう。
仕事内容がわかれば、アルバイトも仕事がやりやすいはずです。
・ハウスルール➡️仕事への意識
・オリエンテーション➡️仕事内容の説明
お店のルール(ハウスルール)と仕事内容を説明してから働いてもらいましょう。
何も説明せずに忙しいからといっていきなり働かせても、続けてくれませんよ。
アルバイトは人材ですので、大切にしましょう。
飲食店アルバイトが続けるにはマニュアルに沿った教育と公平な評価
1 マニュアルに沿った教育
2 公平な評価
ひとつずつ解説しますね。
1 マニュアルに沿った教育
マニュアルとは作業手順書のことです。
マニュアルがあれば、わからないことがでてきても自分で確認することができるし、
先輩アルバイトに質問しても同じ答えが帰ってくるので迷いがなくなります。
覚えるのが早くなるので効率的ですね。
2 公平な評価
スキルアップの仕組みと時給アップの仕組みを明示しましょう。
スキルに応じた仕事
例えば、
お皿を下げる➡️料理を運ぶ➡️ドリンクを作る➡️お客様を受け持つ
かなりざっくりですが、スキルアップの仕組みがわかるようにしておきましょう。
アルバイトのスキルに応じたより高度な仕事を任せる仕組みを作っておきましょう。
スキルに応じた時給
仕事のスキルに応じて時給が上がる仕組みを作っておきましょう。
人が働く動機には、「精神的な達成感」と「金銭的な報酬」という2つがあります。
スキルアップできる仕事内容とスキルに応じた時給の仕組みを作って
アルバイトが続けられる環境を用意しましょう。
まとめ
・朝礼(終礼)とミーティングでアルバイトを巻き込み、お店への参加意識を持ってもらう
・初期教育はハウスルールの説明とオリエンテーションの実施
・続けてもらうにはマニュアルに沿った教育と公平な評価
これらを行うとアルバイトの満足度が上がります。
満足度が上がれば、辞めませんよね。
飲食店はみんなで営業するのはホント楽しいです。
でも人員不足はホントツラいです。
少しでも人員不足の解消に役に立てばうれしいです。
人員不足でお困りなら下記をご欄いただいても良いでしょう。