アンケートのメリットを知りたいな
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 飲食店でアンケートを取るメリット3選
- 飲食店のアンケート項目
- 飲食店のアンケート調査方法
- 飲食店で使えるアンケートツール5選
この記事の信頼性
勤務していたお店でアンケートを取っていました。
ぼくのこれまでの経験をご紹介します。
この記事では飲食店でアンケートを取るメリットについて解説します。
アンケートを取るとお客さんの情報を得ることができます。
お店の販促に活かせるので、お客さんが増えますね。
この記事は3分で読むことができます。
それでは、さっそく本文へいきましょう。
飲食店でアンケートを取るメリット3選
飲食店でアンケートを取るメリット3選は下記です。
- お店の評価を知ることができる
- 顧客情報が収集できる
- 販促に活かすことができる
1.お店の評価を知ることができる
アンケートを取ると、料理やサービスに対してのお客さんからの評価を知ることができます。
お客さんはあなたのお店に不満があってもわざわざ言ってくれないことが多いですからね。
不満があればほとんどの方が2度と来店しなくなります。
アンケートを取ることで、お客さんからの評価が分かります。
お客さんからの評価が分かれば改善点が見つかりますね。
2.顧客情報が収集できる
アンケートを取ると顧客情報の収集が行えます。
顧客情報とはお客さんのお名前・年齢・性別・住所・電話番号・メールアドレス・LINEなどです。
お客さんの性別・年齢・家族構成・来店頻度などを知ることで、次回の来店を促すことに活かしていくことができます。
さらにメニューの開発や店内のレイアウトなども顧客属性に合わせることでお客さんに満足してもらえるお店にすることができますよ。
次回の来店を促せばお客さんが来てくれるのでアンケートを取るメリットがありますね。
3.販促に活かすことができる
アンケートを取ると販促や集客などに活かすことができます。
「何名で来店したのか?」「来店理由は?」「何でお店を知ったか?」などをアンケートで聞きます。
するとお客さんの来店のきっかけが分かりますよね。
たとえばチラシを配布したけどチラシが理由で来店した人が少ないとわかれば、チラシ配布はやめた方がいいですよね。
こんな感じでお店の販促に活かせますね。
飲食店がするべき販促・集客にはほかにもあります。
飲食店の販促・集客についてもっと知りたい方は下記の記事で解説しているので参考にどうぞ。
≫ 【やらないと損する】飲食店の新しい集客方法7選を解説します
飲食店のアンケート項目
飲食店のアンケートに入れるべき項目は下記です。
飲食店のアンケートに入れるべき項目
アンケートを取るときは下記の3つは入れましょう。
飲食店のアンケートに入れるべき項目
- お店を知ったきっかけ
- お店を選んだ理由
- お店のQSCと満足度
まずお客さんに来てもらうにはあなたのお店を知ってもらう必要があります。
なので、「お店を知ったきっかけ」をアンケートの項目に入れてください。
次に知ってもらったら選んでもらわないと来てくれません。
たくさんの飲食店がある中で「どうして当店を選んだのか?」のアンケートをとることはめちゃくちゃ大切です。
最後に、来てもらった感想も大切です。
せっかく来てもらったのだからまた来てもらいたいですよね。
Q(クオリティ:商品品質)S(サービス:接客)C(クリンリネス:お店の清潔さ)と満足度をアンケートで聞きましょう。
飲食店のアンケート項目一覧
飲食店のアンケート一覧です。
当店の事を最初に知ったきっかけは?当てはまるものを全て選択してください
- テレビ
- 新聞
- ラジオ
- 雑誌
- 企業のホームページ
- クチコミサイト(情報サイト)
- メルマガ
- SNS・ブログ
- 交通広告・看板
- 家族・友人・知人
- たまたま通りかかった
- その他
性別
- 男性
- 女性
年齢
- 10代
- 20代
- 30代
- 40代
- 50代
- 60代以上
総合満足度
- 非常に満足
- やや満足
- どちらともいえない
- やや不満
- 非常に不満
商品提供のスピーディーさの満足度
- 非常に満足
- やや満足
- どちらともいえない
- やや不満
- 非常に不満
従業員の笑顔、対応の満足度
- 非常に満足
- やや満足
- どちらともいえない
- やや不満
- 非常に不満
お店の清潔さの満足度(客席、トイレなど)
- 非常に満足
- やや満足
- どちらともいえない
- やや不満
- 非常に不満
おいしさ・品質の満足度
- 非常に満足
- やや満足
- どちらともいえない
- やや不満
- 非常に不満
今回当店を選んだ理由は何ですか?当てはまるものを全て選択してください
- 商品提供のスピーディーさ
- 従業員の対応
- 従業員との会話
- お店の清潔さ(客席、トイレなど)
- 商品の質
- 好きな/食べたいメニューがある
- 価格の満足度(価格のお得感)
- お店の雰囲気
- お店の利便性
- その他
当店をまた利用したいと思いますか?
- ぜひ利用したい
- まあ利用したい
- どちらともいえない
- あまり利用したくない
- 全く利用したくない
当店を家族、知人に勧めたいと思いますか?
- ぜひ勧めたい
- まあ勧めたい
- どちらともいえない
- あまり勧めたくない
- 全く勧めたくない
お店によってアンケート項目は違いますので、あなたのお店に合わせて修正して使ってください。
飲食店のアンケート調査方法
アンケートの調査方法は下記です。
- 紙
- 口頭
- アンケートツール
紙
もっとも一般的なものでは、紙のアンケートがあります。
小さな紙のアンケートをテーブルの上に置いているお店もありますよね。
紙の特徴
- メリット:簡単に作成できる
- デメリット:アンケートを回答してくれるお客さんが少ない
紙のアンケートは料理を待っている間とか料理を食べてからすぐに書けるので、食べた直後の率直な意見をもらいやすいです。
コピー機があれば簡単に作れるので、ワードかエクセルが使えれば簡単に作れるのがメリットですね。
ただあまり積極的に書いてくれる人が少ないのがデメリットです。
その場で書いてもらうだけでなく家で書いてもらうために、はがきを使っているお店もあります。
口頭
アナログなアンケートの取り方として口頭というのもあります。
接客をしながら会話でアンケートを取るという方法です。
口頭の特徴
- メリット:準備がいらない
- デメリット:多くの質問を聞くことができない
口頭でのアンケートはアンケート用紙などの準備がいらないというメリットがあります。
またお客さんとのコミュニケーションになったり、微妙なニュアンスまでも感じ取ることができるのもメリットですね。
ただ1人のお客さんに対してたくさんの質問ができず、1つか2つしか聞けないということがデメリットになります。
アンケートツール
ネットを使ったアンケートツールを使うと多くの人にかんたんにアンケートを取ることができます。
アンケートツールの特徴
- メリット:手軽に回答でき回答率が高い
- デメリット:有料のものもある
アンケートツールを使うことで、お客さんはスマホやPCなどで手軽に回答ができるので回答率が高くなります。
アンケートを簡単に作れますし無料のツールもあるのでお店のメリットは大きいです。
大量のデータをダウンロードできるものもあり統計を取るのにも便利ですね。
ただすべてが無料ではなく有料のものもあります。
飲食店で使えるアンケートツール5選
飲食店で使えるアンケートツール5選は下記です。
1.Questant
Questantは会話をするようにアンケートを作成できデザインやカラーサイズが変更できるのが魅力です。
SNSでアンケートを配布するときに、それぞれのSNSに最適なフォーマットで作成できるものも大きなメリットです。
Questantの特徴
- 会話をするようにアンケートを作成できる
- メール、SNS、QRコードでアンケートをお知らせできる
- マルチデバイス対応(パソコン・タブレット・スマートフォン)
無料プランでは10問まで質問を作ることができ、回答結果閲覧数は100件まで見ることができます。
無料プラン | 50,000円プラン/年 | 150,000円プラン/年 | 300,000円プラン/年 | |
アンケート毎の質問数 | 10問まで | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
回答結果閲覧数 | 100件まで | 3,000件まで | 10,000件まで | 無制限 |
結果データダウンロード | ー | 3,000件まで | 10,000件まで | 無制限 |
メール配信数/日 | 100通 | 10,000通 | 10,000通 | 10,000通 |
選択肢にテキストを追加 | ー | ○ | ○ | ○ |
選択肢に画像を追加 | ー | ○ | ○ | ○ |
Questnatはセブン&アイホールディングやRettyで使われています。
年間プランだけではなく使いたいときだけでも使用できます。
5,000円〜で3ヶ月間使えますよ。
≫ Questantはこちら
2.CREATIVE SURVEY
CREATIVE SURVEYは法人向けのサービスです。
CREATIVE SURVEYの特徴
- 豊富なテンプレートと高いデザイン性
- 柔軟で高機能な設定が可能
- マルチデバイス対応(パソコン・タブレット・スマートフォン)
CREATIVE SURVEYの特徴はデザインが良いことです。
アンケートを感覚的に作れデザインをかんたんに作ることができます。
アンケートの設計や集計も行ってくれるので、高度な分析ができますよ。
料金が気になる方はお問い合わせください。
≫ CREATIVE SURVEYはこちら
3.LINE公式
飲食店で使いやすいのがLINE公式です。
LINE公式の特徴
- 無料で使える
- 多くの人が利用している
- クーポンを配布できる
お店でLINE公式アカウントを作成し、店頭にQRコードなどを置いてお客さんに友達追加してもらいます。
お客さんに連絡ができ、アンケートを取ることができます。
クーポンを配布することができるので、再来店を促すことができます。
多くの人が利用しているLINE公式だからこそ、お客さんから友達追加してもらいやすいですし、気軽に利用してもらうことができます。
無料でアンケート機能を利用できるので、ぜひ試してみましょう。
≫ LINE公式はこちら
4.SurveyMonkey
SurveyMonkeyは目的別にテンプレートがあるので、かんたんにアンケートを作ることができます。
SurveyMonkeyの特徴
- さまざまな種類のアンケートを手軽に作成できる
- フィードバックをWebリンク・メール・モバイルチャット・ソーシャルメディアなどで収集できる
- 結果を自動分析。パワフルな分析機能が揃っている
多くのアンケートの送信方法が用意されているのでSNSやメール以外にもメッセンジャーやアプリなどでアンケートを送ることができます。
リマインドメールを送ることもできるので回答忘れを防ぐこともできますよ。
無料プラン | 5,500円/月 | 5,833円/月 | 14,583円/月 | |
アンケート毎の質問数 | 10件 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
回答数 | 40件 | 1,000件 | 5,000件 | 7,500件 |
データダウンロード | ー | ○ | ○ | ○ |
アンケート送信手段 | 3つ | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
無料会員では10問までアンケートを取ることができます。
17の言語に対応しているので外国人のお客さんが多いお店におすすめです。
≫ SurverMonkeyはこちら
5.Googleフォーム
Googleフォームを使えば無料でさまざまなフォームを作ることができます。
Googleフォームの特徴
- 無料で使える
- Googleスプレッドシートと連携してデータ分析ができる
- 複数人共同でアンケート作成ができる
リンクやQRコードをメールで送ったり紙にのせることでアンケートに答えてもらえますよ。
データの集計やグラフもかんたんにできます。
エクセルでダウンロードもできるので一通りの分析ができます。
デメリットとしてはデザインの自由度が低いことですね。
ちょっと感想を聞いてみたいという場合や個人経営のお店の方などにはおすすめです。
≫ Googleフォームはこちら
まとめ:飲食店ではアンケートを取りましょう
今回は飲食店でアンケートを取る必要があるかを解説しました。
飲食店ではアンケートは必要です。
- お店の評価を知ることができる
- 顧客情報が収集できる
- 販促に活かすことができる
上記3つはお店には欠かせませんからね。
今回は以上です。