接客をよくしたいから知りたいな
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 飲食店のNGワード
- 基本フレーズを覚えよう
- 正しいことば使いが接客を良くする
この記事の信頼性
これまでのぼくの経験をご紹介します。
この記事を読むと飲食店で使ってしまうNGワードが分かるだけではなく、接客の大切さも理解できますよ。
接客が良くなるのでお客さんが増えますね。
それでは、さっそく本文へいきましょう。
飲食店のNGワード
飲食店でのNGワードは使い方が間違っていることばのことです。
間違って使っているのでお客さんも変だなと思います。
飲食店で使ってしまうよくあるNGワード
・ほう
❌:「こちらのほうでよろしいでしょうか」
⭕️:「こちらでよろしいでしょうか」
・よろしっかったでしょうか
❌:「こちらでよろしかったでしょうか」
⭕️:「こちらでよろしいでしょうか」
・になります
❌:「お待たせ致しました、カレーライスになります」
⭕️:「お待たせ致しました、カレーライスでございます」
・すみません(すいません)
❌:「すみません」
⭕️:「申し訳ありません」
・〜からお預かりします
❌:「10,000円からお預かりします」
⭕️:「10,000円、お預かりします」
よく使ってしまいますね。
間違いですので気をつけましょう。
接客のときに使ってしまうよくあるNGワード
⭕️:「店内で召し上がりますか」
⭕️:「こんにちは(こんばんは)」
メニューをみてどれにするか悩みたいのに、入ってくださいと言われるとお客さんは尻込みしますよ。
⭕️:「タバコはお吸いになりますか」
タバコは比較するものではないので「ほう」は使いません。
「お」が重複しています。
⭕️:「こちらがメニューでございます」
⭕️:「お電話ありがとうございます、〇〇(お店名)の△△(あなたの名前)です」
⭕️:「申し訳ございません、お電話が少々遠いようですが」
⭕️:「佐藤は本日休みを取っております」
いただくは謙譲語で会社が敬意の対象になっています。
お客さんに対して会社を敬意するのは変ですよね。
基本フレーズを覚えよう
飲食店では接客で使える基本フレーズがあります。
基本フレーズが使えればお客さんが気持ちいいと思える接客ができますよ。
基本フレーズとは接客7大用語です。
飲食経験者なら知っているかもです。
接客7大用語は下記の7つです。
- いらっしゃいませ
- 少々お待ちください
- かしこまりました
- お待たせいたしました
- 申し訳ございません
- 恐れ入ります
- ありがとうございました
1.いらっしゃいませ
お客さんを迎え入れるときに使います。
ポイントは語尾を伸ばさないことです。
2.少々お待ちください
お客さんと会話をしてお客さんから離れるときに使います。
たとえば、注文を聞いてキッチンで注文を伝えに行くときなどで使います。
3.かしこまりました
お客さんからの注文や要望などを受け入れるときに使います。
4.お待たせいたしました
「少々お待ちください」と言ってからお客さんのところへ戻ってきたときに使います。
5.申し訳ございません
お客さんに迷惑や不便をかけてしまったときに使います。
「申し訳ありません」より「申し訳ございません」のほうがていねいです。
6.恐れ入ります
お客さんの心情を害さないようにクッションことばで使います。
「恐れ入れいますが、こちらへお願いします」
7.ありがとうございます
感謝の気持ちで使います。
飲食店の基本は感謝ですよ。
これらの7つに「失礼いたします」を加えた接客8大用語もあります。
どちらでもOKです。
あなたが使いやすいほうを使いましょう。
出勤のたびに唱和していたので覚えますよ。
正しいことば使いが接客を良くする
正しいことば使いは接客を良くします。
お客さんが変だと思わないからです。
また、お客さんが求めているのは気持ちのいい接客です。
今日飲食店入ったら店員さんから席の案内無視され、レジには親子連れの客が待たされ、混沌としてて接客業でお客さんの待たされるイライラもわかるし店内の忙しさも出ていきたくなさもわかるしちょっと居心地悪かったわ……
親子連れ(母)「少々お待ちください言ったのにあれから全然来ない(怒)」— エル (@greenteaAlice21) December 14, 2020
ある飲食店、雰囲気が味わい深い感じで素敵✨ドリンク類は普通だけど、美味しいスウィーツがある。でも接客する人変わっちゃって、足が遠のいてしまいました。接客担当の人が大人しいタイプの方になってからかな。商品力も大事だけど、優秀な人材こそ圧倒的な資源だということを改めて感じました。
— ホシカオリ 小さなお店専門のデザイン屋aruca design shop (@kaori_aruca) December 13, 2020
こんな感じでお客さんは気持ちのいい接客を求めていますよ。
接客はあなただけができればいい分けではありません。
飲食店で接客をしているのはアルバイトがほとんどだからです。
正しいことば使いをアルバイトへ指導していきましょう。
そうすればあなたのお店にたくさんのお客さんが来ますよ。
アルバイトへの指導についてもっとくわしく知りたい方は下記の記事で解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店アルバイトに対する接客の指導法【4つの手順で解説します】
≫ 飲食店での電話対応の指導ポイント5選を解説します【簡単にできます】
≫ 飲食店のアルバイトが辞めない! お店でできる教育方法はコレ
今回は以上です。