ミスをなくす方法があれば知りたいな
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 飲食店でよく起こるミス5選
- 飲食店でよく起こるミスの対処法
- 飲食店でミスを防ぐ方法
- 飲食店でお客さんをあなたのファンにする方法
この記事の信頼性
ぼくの経験を交えて解説します。
この記事では飲食店でよく起こるミスについて解説します。
ミスすることは誰でもありますが、ミスをした後の対応やミスを事前に防ぐことが大切です。
それでもミスした後にあなたの対応がよければお客さんをあなたのお店のファンにすることはできますよ。
この記事はサクッと3分で読むことができます。
飲食店でよく起こるミス5選
飲食店でよく起こるミス5選は下記です。
飲食店でよく起こるミス5選
- 注文の聞き間違い
- お客さんに料理をかける
- お客さんを怒らせる
- 会計を間違える
- 伝言ミス
ひとつずつ解説しますね。
1.注文の聞き間違い
飲食店でよく起きこるミスは注文を聞き間違えてしまうことです。
すぐに気付いて訂正できればいいのですが実際にはお客さんに指摘されて初めて気づくケースがほとんどです。
お客さんもせっかく待っていたのに食べたいものとは別のものが出てきたらがっかりしてしまいますね。
2.お客さんに料理をかける
飲食店でよく起こるミスはお客さんに料理をかけてしまうことです。
床にこぼしてしまったというだけならまだましですが一番恐ろしいのはお客さんの洋服に料理やドリンクをかけてしまったときです。その洋服の価値はそのお客さんにしか分かりませんし熱いものだったときは怪我を負わせてしまう可能性もあります。ましてやブランド物やオーダーメイドの商品だったなら対応は慎重にならざるを得ませんよね。
3.お客さんを怒らせる
飲食店でよく起こるミスはお客さんを怒らせることです。
自分では何気なく行っていた行動がお客さんにとっては不快な行動に見えてしまうこともあります。悪気が無くてもクレームにつながることがありますので注意が必要ですね。
お客さんを一度怒らせてしまうとそのお客さんはお店に来店しなくなるだけではなくウワサや口コミで他のお客さんも遠ざけてしまうことになりかねないので気をつけましょう。
4.会計を間違える
飲食店でよく起こるミスは会計を間違えることです。
会計のミスに多いのは実際の価格と違う値段を伝えてしまったり、受け取ったお金に対するおつりの額を間違えてしまうなどといった計算ミスによるものが多いです。
5.伝言ミス
飲食店でよく起こるミスは伝言ミスです。
お客さんから言われた要望を他のスタッフに伝え忘れてしまうということです。
お客さんとしてはお店側に伝えたのにその要望が伝わっていないとガッカリしますよね。
予約の変更や注文の変更などはしっかりお客さんのいうことを聞いてきちんと実行しましょうね。
飲食店でよく起こるミスの対処法
先にあげたよく起こるミスの対処法は下記です。
飲食店でよく起こるミスの対処法
- 注文を聞き間違えたときの対処法
- お客さんに料理をかけてしまったときの対処法
- お客さんを怒らせたときの対処法
- 会計を間違えたときの対処法
- 伝言ミスの対処法
注文を聞き間違えたときの対処法
注文を聞き間違えたときの対処法は「お客さんに謝って正しい商品を提供すること」です。
注文を聞き間違えてしてしまったときはまずお客さんに謝罪して正しいメニューを作り直すことを伝えましょう。
これだけで対応を終えてしまうとさらに待たされるお客さんの機嫌を損なうことがあります。注文の訂正を行った後は店長に報告して、店長からお客さんに謝罪してもらいましょう。
お客さんに料理をかけてしまったときの対処法
お客さんに料理をかけてしまったときの対処法は「お客さんにすぐに謝ってお客さんを気づかうこと」です。
料理をかけてしまいお客さんの洋服を汚してしまった場合はすぐに謝罪してキレイなおしぼりやタオルをお客さんに渡して、洋服の汚れに対するケアを行いましょう。
決してひとりで対処しようとせずに店長や責任者を呼んでくることが大切です。洋服が汚れてしまっていたり火傷を負っている場合は謝罪だけでは済まないこともありますからね。
店長に対処を任せたからと言ってその後放置するのではなく、お客さんの退店時などには再度お詫びの言葉を伝えてください。お客さんに申し訳ないという気持ちを伝えることは大切な対処方法のひとつですよ。
お客さんを怒らせたときの対処法
お客さんを怒らせたときの対処法は「言い訳せずにお客さんに謝ること」です。
お客さんが怒っている場合はまずお客さんの主張したい内容やクレームを冷静に聞くことから始めましょう。
そして何に対して怒っているか何を求めているのかを頭の中で分析します。
お客さんが落ち着いたら、不快な思いをさせたことに対して謝罪して店長に判断を仰ぎましょう。
会計を間違えたときの対処法
会計を間違えたときの対処法は「すぐに謝って正しい金額で会計をすること」です。
お金に関することはすぐに行いましょうね。
お客さんに対する会計の間違いは最終的な店の締め計算でもズレが生じ何度も数え直さなければいけません。どこで間違えたのか探さなければいけないといった手間も生まれてしまいますのでめんどうです。
伝言ミスの対処法
伝言ミスの対処法は「お客さんに謝ってお客さんの要望にすぐに対応すること」です。
お客さんからの要望を聞いたのにお店が対応できていませんので。
謝罪だけで済むならすぐに謝罪しましょう。
謝罪以外で対応しなけばならないこともすぐにできることについて対応しましょう。
飲食店でミスを防ぐ方法
ミスを完全になくすことはできませんが減らしたり防ぐことはできます。
その方法は下記です。
飲食店でミスを減らす方法
- 必ず復唱して確認
- 自分の方に引き寄せる
- 指導する
必ず復唱して確認
注文やお釣りの間違いをなくすには復唱して確認しましょう。
ご注文いただいた商品名を伝えられたときに復唱して最後にすべての注文商品の商品名を繰り返すことが大切です。
自分のペースをつかむ方法としては追いつかないと感じた時にすぐ「少々お待ちくださいませ」と声かけをして自分のペースに戻すことです。入力した商品が正しいか不安になったときはすぐ「●●でよろしいでしょうか?」「最初にご注文いただいたのは●●で、お次のご注文は●●でよろしいでしょうか?」と確認するクセをつけましょう。
お釣りを渡すときも渡す前に自分で見て確認しましょう。
自分の方へ引き寄せる
料理をかけてしまうのをなくすには料理を自分の方へ引き寄せることです。
自分から離れている商品やモノはコントロールしづらくなりますからね。
商品を運ぶ際にトレーやトレンチを使用している場合曲がるときにナナメにせず自分に引き寄せて手前に置くようにすればOKですよ。
指導する
ミスを減らすにはアルバイトへの指導が欠かせませんね。
接客でのミスを減らすにはトレーニングです。
接客の指導手順は下記です。
接客の指導手順
- 接客の心構え
- 接客マニュアルを使って指導
- 店長が一番接客できる
- 先輩アルバイトに指導を任せる
アルバイトへの指導については下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。
≫ 飲食店アルバイトに対する接客の指導法【4つの手順で解説します】
飲食店でお客さんをあなたのファンにする方法
ミスをしてもそのお客さんをあなたのお店のファンにすることができます。
ミスがあってもお客さんが対応に満足すればあなたのお店のファンになってくれるからです。
お客さんが満足する対応は下記です。
ミスがあってもお客さんを満足させる対応手順
- ミスがあれば言い訳せずにまずお客さんの話を聞く
- できることはすぐに対応する
- すぐに対応できないときはいつまでに対応するかお客さんに説明する
- 同じミスが起こらないように上司やお店のスタッフに伝える
クレームが起きたときの対応手順と同じです。
クレームは飲食店にとってキツい仕事のひとつですが、ていねいに対応すればお客さんは満足してくれますよ。
お客さんをあなたのお店にファンにする方法については下記の記事でくわしく解説していますので参考にどうぞ。
まとめ:飲食店ではミスを減らしてお客さんに喜んでもらおう
今回は飲食店でよく起こるミスについて解説しました。
飲食店でよく起こるミス5選と対処法は下記です。
飲食店でよく起こるミス5選とその対処法
- 注文の聞き間違い:謝罪⇨正しい商品の提供
- お客さんに料理をかける:謝罪⇨お客さんを気づかう
- お客さんを怒らせる:言い訳せずに謝罪
- 会計を間違える:謝罪⇨正しい金額で会計
- 伝言ミス:謝罪⇨対応
ミスを減らしてお客さんに喜んでもらいましょう。
お客さんは満足するためにあなたのお店に来店していますからね。
今回は以上です。