保険を使った経験がありますので、その経験から飲食店で必要な保険内容をご紹介します。
あなたに合った保険の選び方が理解できるのでもう迷わなくて済みますよ。
この記事の内容
- 飲食店では保険は必要なの?
- 飲食店での保険の選び方
この記事の信頼性
この記事を書いているぼくは飲食店の経験が15年間あります。
店長の経験は10数年あります。
実際に保険を使った経験から飲食店の保険についてご紹介します。
飲食店で保険は必要なの?
そもそも飲食店に保険は必要なのって思うかもです。
飲食店に保険は必要です。
保険に加入していればこんなトラブルからあなたのお店を守れます。
- 損害リスク: ボヤでお店が燃えたとき、漏水の被害にあったとき、どろぼうに入られたときの補償
- 休業リスク: 食中毒などでお店を休んだときの売上金の補償
- 賠償リスク: お店の看板が落ちて通行人に被害を与えたとき、お客さんに料理をかけてやけどを負わせてしまったときの補償
こんなトラブルに備えるために保険は必要です。
それでは保険の選び方について解説します。
飲食店の保険の選び方
3つの基準で保険を選びましょう。
- 保険料
- 店舗保険の補償内容
- 申し込み方法
1.保険料
飲食店の保険は「お店の面積」と「補償金額」によって保険料(掛け金)が変わります。
例えば補償金額が1,000万円の保険なら大きな損失が出たときにはたくさんの補償金がでます。
ただ補償金は「実際の被害額」しか出ません。
被害額が800万円だったら、800万円までしか補償されません。
「保険料に対して大きい補償金額は必要なかった」と後悔するかもです。
保険料と補償金額とのバランスをみて保険を選びましょう。
2.店舗保険の補償内容
飲食店は店舗保険に入りましょう。
店舗保険は飲食店に合った保険内容だからです。
ただ保険の内容は各社いろいろあって分かりにくいかもです。
ぼくが飲食店で働いてきて必要だと思った内容をご紹介します。
店舗保険で必要な内容
- 火災
- ガス漏れ
- 風災、水災
- 漏水
- 盗難
- 施設賠償責任補償
- 借家人賠償責任補償
- 生産物賠償責任補償
それぞれのポイントを解説しますね。
火災
店内で火事を出してしまったときや放火でも補償されます。
ガス漏れ
ガスを使うお店は万が一のために必要です。
風災、水災
台風や豪雨などの洪水での損害を補償します。
漏水
あなたのお店で漏水事故が起こった場合や漏水の被害があった場合に補償されます。
建物のメンテナンスをしていなかったら漏水するリスクはあります。
ぼくが店長をしていたときに下階に漏水したとこがありました。
対応するだけでも精神的にきついですよ。
盗難
どろぼうに入られたときの被害が補償されます。
施設賠償責任補償
お客さんにやけどを負わせたときやお客さんの服を汚してしまったときに補償されます。
借家人賠償責任補償
賃貸しているお店で火災や漏水などでお店を被害を与えてしまったときに大家さんへの賠償責任が発生した場合に補償されます。
生産物賠償責任補償
あなたのお店で食中毒が発生した場合や異物混入でお客さんにケガをさせた場合に補償されます。
しかもお客さんは妊婦さんで対応は細心の注意でしたことがあります。
こんな場合に保険は降ります。
・店内でダクト内のちりが油に引火し、キッチンが火災になった
このためお店は休業になりました。
休業補償金と財物保険金が支払われました。
・近くのお店の火災であなたのお店が燃えた
近くの店から出火した火でお店が燃えたため休業になりました。
休業補償金と財物保険金が支払われました。
・共同排水管から汚水が逆流した
共同排水管から汚水が逆流し店内であふれたため休業になりました。
休業補償金と財物保険金が支払われました。
3.申し込み方法
- 保険会社と直接契約
- 代理店で契約
- ネットで契約
保険会社と直接契約
メリットは保険会社の社員から自社のくわしい保険内容の説明が受けられます。
デメリットは他社の保険と比較するためには複数の保険会社にあなたが連絡して説明を受ける必要があります。
代理店で契約
メリットは複数の保険会社の商品を扱っているので公平な立場からおすすめの保険の提案が受けられます。
保険の知識に自信がなかったり複数の資料を比較して公平に保険を選びたい方にはおすすめです。
デメリットとしては手続きに少し時間がかかることです。
ネットで契約
メリットは問い合わせや相談をネットでできるのであなたの好きな時間にできます。
人件費がかからないので保険料が安くおさえらます。
デメリットは担当者がつかないことです。
ネット経由での問い合わせなのであなたが知りたいことを的確に答えてくれないかもです。
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最後に。
保険は対面募集が一般的なのですが、少額短期保険にはインターネットで契約できる会社もあります。
対面で保険に入る時間がもったいないということならネット申込みができる保険業者をおすすめします。
じっくり相談したいのなら電話で問い合わせをしたり、対面で相談したりするなどして保険を決めましょう。
今回は以上です。